水を吸って、飛びます、飛びます。【スジボソヤマキチョウ】 [神奈川県 山北町]
神奈川県の西部に丹沢湖があります。石が積み重なってできた三保ダムによって堰き止められた人造湖ですが、釣りやキャンプで賑わっています。また突然の豪雨が降るともう大変で、洪水による遭難者が新聞を賑わす所でもあります。そんな丹沢湖から西側の上流は世附川で、釣客がたくさん川に入っています。その林道の山百合橋の先でスジボソヤマキチョウが1頭、吸水をしていました。
たくさんのスジボソヤマキチョウが吸水をしているシーンはチョウの絵の中でも白眉の一つですが、残念ながら1頭でした。スジボソヤマキチョウは草原のチョウで、草原の荒廃や開発の波で神奈川県では絶滅危惧種になってしまいました。
スジボソヤマキチョウが次の吸水する場所に移動するため飛び立ちました。
飛びます、飛びます。
飛行開始!!
飛行中は話しかけないでください。
珍しいチョウに出会えて、ラッキーです。
他のスジボソヤマキチョウの記事
http://blog.so-net.ne.jp/asagi-iro/2006-10-05
スジボソヤマキチョウのone point
スジボソヤマキチョウはクロウメモドキ科のクロウメモドキとクロツバラが食樹です。ヤマキチョウより食樹が一つ多いので、分布も広いようです。
タグ:スジボソヤマキチョウ
か、可愛いv葉っぱのような蝶ですね・・・!
擬態なのでしょうか?
by 曼珠紗華 (2006-09-10 17:36)
スジボソヤマキチョウは成虫で越冬しますので、冬は枯葉の布団に紛れて春まで過ごしているのかもしれませんね。図鑑で調べて見ないとわかりませんが。春になると冬を越した成虫が現れますが、自慢の黄色の翅は茶しみ色になって痛々しいみたいです。春になったらもう一度訪れて確認してみたいですね。
いつもnice!ありがとうございます。
by あさぎいろ (2006-09-10 22:55)