秋の七草からこんにちは(ススキ)【ホソバセセリ・キマダラセセリ・イチモンジセセリ・オオチャバネセセリ】 [神奈川県 箱根町]
ススキは日本古来の植物なので、多くの種類のセセリチョウがススキを食べて育ちます。
箱根の湯坂路のハイキングコースのススキの草原に神奈川県の絶滅危惧種、ホソバセセリが飛んでいました。ホソバセセリの幼虫の食草はススキです。
ホソバセセリはセセリチョウの仲間にしては珍しく優しい飛び方をします。ちょこんとススキの上に乗っていました。
白の斑点が美しいセセリチョウです。神奈川県からいなくならないように大切にしないとね。
このコースの別のススキ原に咲いていたキクの仲間の花の上にキマダラセセリがいました。
キマダラセセリの幼虫は広くイネ科の植物を食すると図鑑に書かれていますが、ススキもイネ科です。
キマダラセセリは天気がよければ目にすることができる普通のチョウですが、模様はきれいです。
山梨県の石割山のイチモンジセセリです。ススキの上で触覚のお手入れをしていました。
そのあと、お日様に向かってありがとう。
イチモンジセセリはイネの害虫だそうです。幼虫はススキも食べるのでしょうか。
日本はササがたくさん繁茂する世界でもめずらしい国だそうです。ササはジャノメチョウの仲間やセセリチョウの仲間の幼虫の食草の一つです。
その仲間のオオチャバネセセリが仙石原ハイキングコースにいました。暗い森の中の枯れ木の上に止まっていましたが、超どアップで撮らせてくれました。
毛並みまではっきり見えます。ちょっとマクロ撮影にはまりそうです。この個体はお年寄りなので模様がかすれていますが、オオチャバネセセリであれば、これも神奈川県の絶滅危惧種です。
他のホソバセセリの記事
http://blog.so-net.ne.jp/asagi-iro/2006-09-02
他のキマダラセセリの記事
http://blog.so-net.ne.jp/asagi-iro/2006-09-02
浅黄色とはうれしいです。葱の色の事のようですが、私もブログに載せてみました。
by みほ (2006-09-23 09:02)
前回の「所さんの目がテン」は藍染めがテーマでした。このなかで、浅葱色は薄い藍染めのことなんだとわかりました。ジャパンブルーってなんか格好いい。
がんばれニッポン。がんばれマリノス!
by あさぎいろ (2006-09-23 21:44)