花も華もチョウだった。【ナガサキアゲハ・シロオビアゲハ・ベニモンアゲハ・アオスジアゲハ】 [沖縄県]
今回で台湾と沖縄にいたチョウのシリーズは終りです。
(多摩動物公園のチョウの方が多かったのですが・・・)
沖縄はいつも雨だったので、熱帯ドリームセンターでながーい雨宿り。
でもここに蝶がいました。きれいな胡蝶蘭がいっぱいです。しかし本物のチョウはいません。
多摩動物公園にいた南国型のナガサキアゲハのメスです。
関東で見かけるナガサキアゲハのメスより翅が白く華麗です。
ナガサキアゲハのオスは漆黒で地味です。
シロオビアゲハは沖縄でもっともよく見かけるチョウですが、
今回の旅行ではまったく飛んでいませんでした。
シロオビアゲハがハイビスカスにとまるシーンは沖縄の絵になる一枚ですが・・・
シロオビアゲハのメスはオスと同じタイプと後翅に赤い斑紋があるタイプと2種類います。
このチョウはたぶん後翅に赤い斑紋があるタイプだと思います。
ベニモンアゲハは体に毒を蓄積させた毒チョウです。
シロオビアゲハの後翅に赤い斑紋があるタイプはこのベニモンアゲハに擬態していると思われています。
ベニモンアゲハは腹部から顔部までまっ赤々で、ど派手な姿が鳥に対する注意信号です。
以上は多摩動物公園のチョウです。
一瞬の晴れ間に沖縄の熱帯ドリームセンターの花壇にもチョウが飛んでいました。
アオスジアゲハです。でも、飛んでいたのはこのチョウ一頭でした。
胡蝶蘭以外にも華麗なカトレアが咲いていました。
南国では、アゲハの仲間がチョウの世界における華(スター)です。
昨年のナガサキアゲハの記事
http://blog.so-net.ne.jp/asagi-iro/2006-10-12
ナガサキのオス、今日見付けました。少し早くないでしょうか。
クロアゲハかと思って追い掛けたら、尻尾がありませんでした^^
by みね (2007-05-07 23:20)
アサギいろ さんの昨年の記事を見たお陰で、ナガサキアゲハだけは、遠くから見ても見分けがつくようになりました。
しかし、オスの方が地味だとは思いませんでした。
by アキラ (2007-05-08 10:41)
みねさん。今年はナガサキアゲハを見ていません。
というか、アゲハの仲間はアゲハとキアゲハぐらいです。
(ギフチョウの仲間を除く。)
by あさぎいろ (2007-05-08 21:35)
アキラさん。ちょっとピンボケのナガサキアゲハですみません。
アゲハの仲間はとまっている時も翅を動かしているので、
コンパクトカメラではピント合わせが難しいようです。
by あさぎいろ (2007-05-08 21:40)