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肉食系、集まれ!【ゴマシジミ】 [北海道]

横浜はいまだに夏の盛りの暑さ。あじーよー。
またまた8月のオホーツク海沿岸のチョウの話しです。

1オホーツク海の浜辺.jpg

オホーツク海の浜辺には番小屋がありました。秋にはサケが獲れるらしいのですが・・・

2オホーツク海沿いに咲くワイ.jpg

オホーツク海沿いのお花畑には、宵待草(マツヨイグサ)が咲いていました。

3スズメバチ似のハナカミキリ.jpg

マツヨイグサにはスズメバチによく似た模様のヨコスジハナカミキリがいました。

4ホザキシモツケにハナカミキ.jpg

お花畑の入り口にはホザキシモツケが咲いていました。
北海道ではお花畑で咲いていましたが、本州では日光の一部などでしか咲いていないそうです。
アカハナカミキリがホザキシモツケの花粉を食べていました。

5スズメバチの肉団子.jpg

止別海岸の散歩道にはスズメバチがぶんぶん飛んでいました。
ヒグマはハチの幼虫が大好物なので、ハチの巣を襲って食べるそうです。
ギョエーー。ヒグマではありません。襲わないでください。怖かった・・・。
アカハナカミキリが捕まって、肉団子にされていました。

6ナガボノワレモコウ.jpg

ナガボノシロワレモコウです。北海道で見られるそうですが、
この花は箱根湿生花園で咲いていました。

7アリの巣.jpg

お花畑にはたくさんアリの巣があって、気付かずにいるとたいへんです。
この時期、ヒグマの主食はアリで、アリの巣を襲って食べるそうです。
クシケアリの巣の上に立つとたくさんのアリに襲われます。
ギョエーー。ヒグマではありません。たからないでください。

8ゴマシジミ吸蜜.jpg

ゴマシジミが吸蜜していました。
ゴマシジミは、ナガボノシロワレモコウで産卵し、幼虫期にアリによってアリの巣に運ばれます。
アリの巣に入り込んだゴマシジミの幼虫は、アリの幼虫をモリモリ食べて大きくなります。
チョウではめずらしい肉食系です。
このところ肉食系は流行らないそうですが、ゴマシジミも以前より少なくなったそうです。

9ゴマシジミ開翅吸蜜.jpg

ゴマシジミの翅表は地域によって青かったり、黒かったりするそうですが、
残念ながら入れ込みすぎたようで、翅を開く前に逃げられてしまいました。

10ツバメシジミLOVE.jpg

草食系のツバメシジミは仲良く愛を交わしていました。

11オホーツク海夕暮れ.jpg

日が沈み始めました。そろそろ帰る時間です。
今日は、お肉をモリモリ食べるとするか・・・。
タグ:ゴマシジミ
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コメント 2

ぜふ

熊に間違われなくてよかったですね(^^)
ゴマシジミは不思議な蝶ですね。
蟻と共生、それもある決まった種類の蟻とですからね…

それにしてもこう暑いと、オホーツクという言葉の響きが…(^.^)
by ぜふ (2011-09-18 18:36) 

アサギいろ

ぜふさん
そうなんです。
夏はオホーツク原人(昔いたらしい)になりたいです。
by アサギいろ (2011-09-18 20:34) 

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