雨降り山から西風の妖精【ウラゴマダラシジミ】

いつも時期外れのことばかりですみません。たまには今時と思いましたが・・
やっぱりちょっと前のことです。



地元、相州「大山」は別名「雨降り山」雨乞いの山です。
その雨降り山に笠がかかり、雨雲が流れていました。相州は雨の兆しです。



大山から流れている北風が冷たく吹きぬけ、ユキノシタの花を揺らしていました。



大山山麓のイボタノキの花にウラゴマダラシジミが吸蜜していました。



たくさんのウラゴマダラシジミが大山からの北風に負けず吸蜜していました。
ウラゴマダラシジミは「西風の妖精」ゼフィルスの仲間です。



ウラゴマダラシジミが葉の上で翅表をご開帳していました。



雄は翅表は青みが強いようです。



近くの梅林には梅の実がたわわに実り、いい香りを放っていました。
梅の雨の時期です。雨が降らないうちに帰りましょう。
西風の妖精は大山からの北風に乗ってきたようでした。

タグ：ウラゴマダラシジミ

コメント 2

まったく土地勘がありませんが、
ウラゴマがいるというだけで行ってみたくなります＾＾
かなり近くまで寄らせてくれたのでしょうか、
アップですばらしいし、裏翅もキレイですね。
by ぜふ (2012-06-15 06:44) 

ぜふさん。
千葉県にはウラゴマダラシジミの産地がないようですね。
ここは神奈川県の里山（いうなれば田舎）の方で、
県名の大学と東の海の大学がすぐそばにあります。
ここ以外にも県内には里山大学がたくさんあって、
かつて渋谷の近くにある地名の大学は、あまりの田舎にヘキヘキして、
もうすこし都会の駅前大学になりました。
そのヘキヘキした里山大学の奥にもよく行くフィールドがあります。
by アサギいろ (2012-06-20 21:44)