流されて【イチモンジセセリ、ヤマトシジミ、ルリシジミ、シルビアシジミ】

明日から12月。それなのに9月に行った隠岐の話しですみません。



島後の西郷港から高速船に乗って島前の西ノ島の別府港に着きました。



島前も古い火山地形から成り立っており、世界ジオパークに認定されています。西ノ島の焼火山を中心に３つの島（外輪山）がぐるりと囲んでいます。



別府港の花壇には、島に生える日本固有種トウテイランの花が咲いていました。



トウテイランにホウジャクの仲間が吸蜜に訪れていました。



イチモンジセセリも吸蜜していました。



西ノ島には鎌倉幕府の倒幕を企てた時期、後醍醐天皇が１年ほど流されたそうです。後醍醐天皇は別府港近くのこの場所あたりに御所を構えたそうですが、島後にも同じような言い伝えがあり、はっきりしないようです。



黒木御所の跡地には、石碑が建っています。自然ばかりでなく、歴史でも楽しめる島です。



別府港からひと山を越えた浦郷港から観光船が出ています。観光船に乗って海から世界ジオパークを楽しみました。



チョウの形をしている西ノ島の海上交通をスムーズにするため、船引という場所に運河が掘削されました。観光船は船引運河を国賀海岸に向かって北上していきました。



ダイナミックな国賀海岸を代表する摩天崖の岸壁がそそり立っていました。



岩でできた自然の橋、通天橋は海から見ると、意外にとても大きな橋でした。



形が象さんです。



波の穏やかな日は、国賀海岸にある洞窟を船に乗って探検することができます。



洞窟の周りにはコバルトブルーの海が広がります。船で洞窟の入ることができれば、その人に幸運が訪れるそうです。やったね。



明暗の岩窟の中を船が進みます。



明暗の岩窟の出口にもコバルトブルーの海が広がります。



西ノ島には国賀海岸の展望台から海岸に向かって、牛馬の放牧場を行くハイキングコースがあります。



このハイキングコースにはチョウがたくさん飛んでいました。



ミヤコグサの上でシジミチョウの仲間が吸蜜していました。



シロツメグサでヤマトシジミも吸蜜していました。



放牧地の灌木にはルリシジミが止まっていました。



ルリシジミのメスもいました。カメラに気づいて、海に向かって飛んで行きましたが、風に流されていました。

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コメント 2

島前、島後が読めませんでしたが・・外輪山カルデラ・・ジオパーク・・行ってみたいです。
シルビアさんにも会いたいです＾＾
by ぜふ (2014-12-01 06:50) 

ぜふさん
島前（どうぜん）には３つの島があります。今回は西ノ島しか行けませんでしたので、残りの2島に行って見たいですね。
by アサギいろ (2014-12-01 21:14)