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ホタルの水(京都世界遺産編)【ヤマトシジミ、モンキチョウ、モンシロチョウ、ナミアゲハ、ホシミスジ、アカシジミ、テングチョウ、ウラギンシジミ】 [京都府]

会合があって京都に行ってきました。翌日、京都の東山辺りでチョウ探しをしました。そのときの話しです。

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早起きして、京都市営地下鉄、蹴上駅から出発です。駅を出ると赤煉瓦のトンネルがありました。赤煉瓦の積み方がまるでねじれているように見えます。「ねじりマンボ」というそうです。

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明治時代、琵琶湖から水を引いて京都の産業を興そうとトンネルを掘りました。京都のトンネルの出口には赤煉瓦の洒落たポンプ場が建っていました。

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琵琶湖からの出口と京都の水路は標高差があり、かつて水路が運搬の手段だった頃、舟を台車にあげて線路で運びました。インクラインというそうです。その名残りの廃線跡はサクラの名所になりました。そこでチョウ探しをしました。

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線路の枕木の上にヤマトシジミがいました。

05モンキチョウ吸蜜.jpg

線路上のタンポポにはモンキチョウが吸蜜していました。

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モンシロチョウも飛んでいました。他にはいないようなので、次に向けて出発です。

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南禅寺の分かれ道にザクロの花が咲いていました。

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琵琶湖疏水記念館で休憩しました。今日の元気のミナモトは京都市「琵琶湖疎水の水」のアルミ缶ボトル入りのお水です。インクラインを何回か往復したので、喉がカラカラ。甘くもなく、苦くもなく美味しくいただきました。京都市の水のキャラクターはホタルでした。

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南禅寺に行きました。南禅寺三門は、楼上から京都市街を眺めた石川五右衛門が「絶景かな。絶景かな」と見栄を切る歌舞伎の名場面で有名だそうです。

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三門に続く山廊の屋根には北の守護神「玄武」がいました。

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南禅寺の境内を通っている水路閣も今では有名な観光名所です。赤煉瓦に風格を感じます。

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南禅寺境内にクチナシの花が咲いていました。

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南禅寺を後に「哲学の道」を進みました。

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哲学の道に咲き始めのアジサイがきれいに咲いていました

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サツキツツジにアゲハチョウが吸蜜に訪れていました。

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関西に多いホシミスジが葉の上にとまっていました。葉の上の水分を吸っているようです。

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ホシミスジの星印もしっかり撮ることができました。

18哲学者の碑.jpg

京都大学の哲学者「西田幾太郎」先生の碑です。「人は人、吾はわれ・・・」
その精神で他に無い個性的なブログをめざします。

19世界遺産の森.jpg

銀閣寺に着きました。ここからは大文字山を目指して登山道を登りました。

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世界遺産の森にいたアカシジミ。近づこうと動いたとたん逃げられました。

21大文字山の大の字.jpg

大文字山の火床にとうちゃこ。山頂はパスしました。

22大文字山から京都の町並み.jpg

大文字山から見た京都市街。長方形の京都御所の形から碁盤の眼のような街並が推測されます。「天下を取ったる。」かつての為政者はこの景色を見て、そう思ったんだろうなあ。

23テングチョウ吸水.jpg

鞍馬の天狗は有名ですが、大文字山にも大文字天狗(uso)の仲間「テングチョウ」が飛び交っていました。

24鹿ヶ谷の俊寛の碑.jpg

下山コースの途中に、平家滅亡の密談をした首謀者の一人、俊寛僧都の碑が建っていました。平家物語のファンなのでちょっと考え深いものがありました。それにしてもこんな山中の山荘跡で密談が行われたとすると、当時のお公家さんは、足腰が丈夫だったと感心しました。

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銀閣寺こと慈照寺は世界遺産です。大文字山から降りて、銀閣寺にお参りすることにしました。

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ものすごい人。人混みは苦手なのでさっさと写真を撮って・・と思いましたが、渋滞で前に進まない。

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お月様と関係がある向月台。石英を含む砂が他にはない雰囲気です。銀色の世界に浸ることができるそうですが、人が多くて・・・。

28銀閣寺のチョウ.jpg

銀閣寺参道の銀の砂の上にウラギンシジミがウロウロしていました。

29キンモンガ産卵.jpg

哲学の道に戻りました。途中、キンモンガが産卵していました。金銀そろい踏み?

30哲学の道ゲンジボタルの生息地.jpg

哲学の道は、京都の風物詩の一つホタル狩りをすることができる代表的な京都の自然の一つのようです。その立て棒に描かれていた四本の尻尾を持つチョウは、時期が早いようで全く見かけませんでした。

31ホタルの光の軌跡.jpg

夜、哲学の道でホタル狩りをしました。三脚を持ってこなかったので、むちゃくちゃにシャッターと押したら、ホタルの光の軌跡が写っていました。

32ホタルの発光.jpg

葉の上でホタルが光っていました。もっとお近づきになろと思わず口ずさみました。「ほ〜♪ほ〜♪ホタル来い♩こっちの水は甘いよ・・♩」
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