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三崎日記9【モンキアゲハ】 [神奈川県 横須賀市]

今回の三崎日記は番外編です。横須賀市の相模湾側、佐島マリーナの近くに天神島があります。
ここは三浦半島に残る数少ない自然海岸が残っています。
7月になると海岸一帯はお花畑になります。でも人気(ヒトケ)は少なく、私の秘密の花園です。
ここのハマユウは自生地における日本北限で県の天然記念物です。

ハマボウはハイビスカスの仲間の野草ですが、園芸種にない上品な素朴さが魅力的です。

スカシユリもあちこちにたくさん咲いているので、お気に入りの場所です。

待って待って、モンキアゲハが飛んできました。あわてて撮ったので、すぐに逃げられました。

天神島の入り口にはおもちゃコレクターの北原さんのしゃれた自宅があります。
天神島はちょっと隠れたおしゃれスポットです。ここは波の音が心に響きます。
お弁当持って、ゆったり過ごしてください。(幼稚園の遠足に当たったらご勘弁を・・・)

他のモンキアゲハの記事
http://blog.so-net.ne.jp/asagi-iro/2006-06-12
http://blog.so-net.ne.jp/asagi-iro/2006-06-29
http://blog.so-net.ne.jp/asagi-iro/2006-07-06
http://blog.so-net.ne.jp/asagi-iro/2006-08-16
http://blog.so-net.ne.jp/asagi-iro/2006-10-15

モンキアゲハのone point
モンキアゲハは晴れた日に同じ飛行ルートを何回もくるくる回って飛ぶ「蝶道」を作ります。だから驚かさなければ、また同じ花に飛んでくることが多いようです。


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揚羽蝶

三浦半島の代表する蝶は、モンキアゲハ。紋黄揚羽蝶:Papilio.helenus。
雌雄の色彩は、大きく異ならない。雄の地理色が濃く後翅の白い斑紋意外は、真っ黒。前翅の表の亜外縁部にビロード状の性標がある。雌は、地色がやや薄く、後翅の外縁部の朱色の斑紋が、発達する。春型は、4~5月に出現。前翅長:55~60mm。雄は、明るい林縁に蝶道をつくる。ツツジやアザミに訪花する。暑い日は、たまに吸水する。
夏型は、7~9月に出現し、気温が高い秋では、10月に、見掛けることがある。
前翅長:65~75mmと非常に大型。夏型雄は、日陰に蝶道を巡回する。モンキアゲハの蝶道は、気温、明るさ、天候等に影響される。クサギ、ネムノキ、ハイビスカス、ユリ、ヒガンバナ等を好む。モンキアゲハは、特に赤い色系の花を好み、赤いシャツを着ていると、モンキアゲハが近寄ってくる程。日陰で、雄は、吸水する。春型より、吸水性が強い。
モンキアゲハの幼虫は、特にカラスザンショウを好む。一部は、カラタチや栽培ミカン類を食べる。モンキアゲハの幼虫は、クロアゲハの幼虫に似る。若齢幼虫では、モンキアゲハの方が色彩が明るく白色部が発達する。5齢幼虫は、モンキアゲハの方が黄緑で、背中の茶褐色が不連続である。慣れると、判別ができるようになる。モンキアゲハの蛹は、90~100度反っている。緑型と褐色型がある。
モンキアゲハは、北関東迄、分布を広げ、北進を続けている。東北進出は、近い将来になる勢いである。北限に近い個体は、大型になる傾向がある。
モンキアゲハは、移動範囲が広い。

今後のモンキアゲハ達に、注目したいものである。
by 揚羽蝶 (2007-07-06 06:27) 

池上署の若いアゲハ

モンキアゲハは、大型で、威風堂々な雄姿が頼もしい。ガマガエルの茶褐色の大座布団が余裕で隠れる程、大きなモンキアゲハ。
モンキアゲハは、幸運の使者で、明るい気分にしてくれます。
飛翔時に目立つ後翅の大きな白い斑紋、外人が感動する白い縁毛、モンキアゲハを眺めていると、ワクワクするのです。
有利に長い触覚や大人びた顔付きも、モンキアゲハの魅力ですよね。
池上方面には、中々出会えないアゲハですが、モンキアゲハが都内を飛翔しているのを見掛けると、非常に感動したね。若い羽化したてのアゲハの髪の毛も、非常に可愛いですが、やはり、都内に生息する大座布団を呑み込む程、大きなモンキアゲハが一番安心させてくれるのです。
座布団の越冬には、失敗しましたが、モンキアゲハの越冬は、成功してますので、冬場も安心できますね。
モンキアゲハ達が多く舞う日々を夢見て・・・
by 池上署の若いアゲハ (2007-07-06 21:00) 

東堂M

三崎にモンキアゲハがよく舞っているね。
黒い羽に白い斑紋がよく目立ち、”あっ!モンキアゲハ”と呟く。

カラスアゲハと共に、よく目立つモンキアゲハであるが、蝶道を巡回する習性が強い。モンキアゲハは、黒色系アゲハであり、夏場は、殆ど日陰を飛ぶ。夕方や曇りの日は、開けた場所に出てくることもある。
吸水は、中々圧巻で、後ろ翅の白い斑紋を隠すように、翅を広げて吸水することが多い。
真夏の吸水は、殆ど日陰で行われる。
一方、カラスアゲハやミヤマカラスアゲハは、日向でも吸水することがある。

モンキアゲハが今後とも個体数が増え、私達の心を癒して頂きますよう、祈るばかりである。
                           by 東堂M
by 東堂M (2008-09-10 19:49) 

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