旅の途中のつれづれに【ミカドアゲハ】

今日は絶好のよい天気でした。
仕事をさぼってチョウ探しに行きたかったけれど、それは無理。
また、今週末は春の嵐とか・・・そこで、今日も番外編です。
梅の花が咲き始めの頃、かつての帝（みかど）のお住まいでの出来事です。



「おこしやす。ボクの名前は、コサメビタキのヒカル。よろしくね。
ボクも旅の途中なんだけど、京都に引かれてやってきました。
ちなみにペンギンのぬいぐるみではございません。」



「ほら、ちゃんと空だって飛びますよ。」



「今いる京都御苑の案内板には、ボクの名前はないけれど・・」



「イカルのショートク君は一年を通しています。
ショートク君は、以前、奈良の斑鳩にもいたそうです。」



「旅のつれづれに聞いた話しですが、八重山という南の島には、」



「帝（みかど）の名前を冠したミカドアゲハというきれいなチョウがいて、
よくジャングルの河原で水を吸っているそうです。」



「でも、ミカドアゲハはたいへん高貴なので、そのお姿を写真に撮りたくても
素早くお隠れになって、なかなかよい写真が撮れないと友達がいっておりました。」



「その友達は、今年の京都は梅の開花が遅れて「絵にならない」と嘆いていました。」



「北への旅の途中なんです。そろそろいかなくちゃ。またね」

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