涙のギフチョウの旅その2【ヒオドシチョウ】 [新潟県]
新潟県の柏崎市にある刈羽黒姫山はギフチョウが登山道の辻辻に飛んでいました。
でも、とまらない。ケンカばかりと最悪。結局、あれだけ飛んでいたのに・・・・
中腹のブナ林の木漏れ日は新緑のうすみどり。
落葉樹林に覆われているので、展望は利きませんが、展望台が一箇所あります。
刈羽三山の盟主、米山がよく見えます。今日は米山さんに雲がありませんから天気は晴れです。
刈羽黒姫山は信仰の山です。登山道の途中に何箇所か石仏が並んでいます。
山頂には祠と不動明王の石仏がありました。
コブシの花の開花は地方によっては、田植えの準備に入る目印だったそうです。
新潟の里山はたいへんな数のカタクリが当たり前のように咲きます。
東京近郊じゃ、カメラマン等が押し寄せ、たいへんな騒ぎになりますが・・
また、カタクリのかたわらにシラネアオイあり。
シラネアオイの天敵のシカは、豪雪地帯では雪に脚をとられるので、いないそうです。
シカの食害を受けることなく、元気に咲いていました。
山頂には、ボロボロのヒオドシチョウがいて、ザックの上にとまりましたのでパチリ。
その不動明王の化身がギフチョウを追い払っていました。
そこのけ、ここは神聖な山頂であるぞよ。
前回のヒオドシチョウの記事
http://blog.so-net.ne.jp/asagi-iro/2007-04-17-1
タグ:ヒオドシチョウ
何と戦ったのか、それとも生き抜いて来てもうすぐ命が尽きる前なのか?
たまに痛ましくボロボロになった蝶を見かけます。
このヒオドシチョウもそうですね。
by アキラ (2007-05-17 11:22)
ギフチョウ、たくさん見られたのですね^^
留まらないと、写真撮影は困りますよね。
飛んでいても近付ければ、広角で飛翔撮影という手もありますが、高速移動や離れているとお手上げですね^^;
by みね (2007-05-17 15:17)
アキラさん。半分、棺桶に翅を入れているようなヒオドシチョウの写真しか撮れませんでした。それで仏様の化身にしましたが、「ちょっと、まだ元気だぜ。」という声が聞こえそうです。
by あさぎいろ (2007-05-20 21:44)
みねさん。この日は天気がよすぎて、ギフチョウが元気すぎました。
みねさんの飛行写真の様にはいきませんでした。(きれいです。)
カメラ買おうかなぁ・・・・
by あさぎいろ (2007-05-20 21:48)
このザックは蝶が好きなのですね・・・。
ギフチョウって喧嘩をするんですか??
by (2007-05-20 23:50)
こぎんさん。
このザックから甘い水が流れているからでしょう。
ギフチョウはいつも鬼ごっこしています。ケンカじゃないかもしれません。
きっと将来、モスラに変身するため、全員で鍛えているそうです。
by あさぎいろ (2007-05-21 23:48)