コウウンなヒカゲモノ【クロヒカゲ、ヒカゲチョウ、ヤマキマダラヒカゲ】

入笠山は「花の百名山」です。花はスズランで北欧では幸運を招く花として贈り物にされているそうです。
スズランはチョウが出る前に咲き終わるので、残念ながら全く咲いていませんでした。



山頂付近のササやぶの中にエゾスズランが一輪咲いていました。
エゾスズランは一見地味ですが、めずらしいランの仲間です。



出たな！動物のうん〇にナミヒカゲ、クロヒカゲ、ヤマキマダラヒカゲのヒカゲ３兄弟が汁を吸っていました。



ナミヒカゲ（ヒカゲチョウ）とクロヒカゲは別のところでもウン汁を吸っていました。
ちょっと日陰の暗い所にいたので、写真はみんなブレてぼけていました。



クロヒカゲです。日向でみると目玉と後翅の紫色の線がきれいです。
このチョウは５月中旬の箱根にいました。



ナミヒカゲは入笠山のササ原で産卵？していました。
目をさらにして卵を探しましたが、わかりませんでした。



一部に明らかにメスのチョウがいましたが、ヒカゲ３兄弟は男って感じです。
ササ原の近くにある草原でオトコエシが風に揺れていました。

タグ：クロヒカゲ ヒカゲチョウ ヤマキマダラヒカゲ

コメント 2

こんばんは。
クロヒカゲ、見惚れてしまうほど美しいですね。
ジャノメチョウはいっぱい来るのだけれど、こんなに美しい蝶は初めてです。
エゾスズランは珍しいの？
我が家の庭に今年初めて咲きました。
そうかなぁと思っていたのだけれど、アサギいろさんの写真を拝見して、絶対エゾスズランだと確信しました。
すごくうれしい～♪

by ｍａｍｉｒｅ (2008-09-16 20:49) 

mamireさん
エゾスズランは長野県や山梨県ではそれほど珍しいものではないようです。しかし神奈川県では絶滅危惧種Ⅰ類に指定されていますから、もうほとんど溶けているでしょう。あっても一歩左側は山梨県の「いわゆる県境の熊がでる草原」の中でしょう。
それからmamireさんの家の近くには、たぶんクロヒカゲに瓜二つの「クロヒカゲモドキ」がいて、いわゆるチョウマニアの方は「モドキ」見たさにうろうろしているかも知れませんね。もしかしたら・・それは「人間もどき」のwatashiです。
by アサギいろ (2008-09-16 22:52)