雲行きが怪しい空のように【ミヤマカラスシジミ】

長い夏休みをいただいていたため、7月以前にあった書きかけの記事がまだあります。
いつでも公開できるよう用意してあったのですが、内容がつまらなかったので、ボツになっていました・・



7月の終わりの箱根湿生花園の夕暮れの出来事です。なぜ夕暮れなのかと思うでしょう・・・？
それは、この時間になるとミドリシジミが活発に活動を始めるからです。



ミドリシジミが出るころ、似たような翅の紋をしたチョウがのそのそと花の周りを歩き回ります。ノリウツギの花にいるのはミヤマカラスシジミです。



湿生花園のもミドリシジミ同様に花に絡みますが、ミドリシジミのように翅が緑色に輝くというわけではありまありません。ミヤマカラスシジミの翅表は地味な茶色です。



箱根湿生花園の花の中で、トラノオに次いで、昆虫に人気があるような気がするチダケサシで吸蜜していました。



箱根湿生花園の梅雨空では「夕焼け小焼けの赤とんぼ」が飛び交っていました。



湿原は、雲行きが怪しくなった来ました。ミヤマカラスシジミのこれからを暗示しているようです。

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