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ベッコウ色の仲間たち【コジャノメ、ルリタテハ、サトキマダラヒカゲ、ナミアゲハ】 [静岡県]

高知県にある「トンボ王国」に行って以来、トンボにも興味を持ちました。
チョウばかりでなくトンボも撮るようにしています。

01桶ガ谷池看板.jpg

静岡県磐田市にあるトンボの大生息地に行ってきました。

02桶ガ谷池の生き物1.jpg

ここは、また絶滅がすごーーーく心配されているベッコウトンボの地上に残された最後の生息地の一つです。ベッコウトンボ以外にも70種のトンボが確認されているそうです。

03水辺の景色.jpg

ベッコウトンボは、ある程度、人手が入ったマコモやヨシが群生する沼に生息するそうですが、マコモやヨシが使われなくなってからは、湖沼の環境が変わり、各地で絶滅していったそうです。

04ベッコウトンボオス静止.jpg

ベッコウトンボは、体長4.5㎝。成虫は4〜6月に見られるそうです。

05ベッコウトンボオス静止No.無.jpg

地元の方の話しでは、ベッコウトンボを管理するため、翅に番号を付けたそうですが、このトンボの翅には、番号が付いてないので、その後、羽化したものでしょうか。

06ベッコウトンボオス静止No.有.jpg

ベッコウトンボは、地味なベッコウ色の胴体と翅の4つの斑が目印です。
ヤンマの仲間のように派手で目立つものではありません。

07ベッコウトンボメス静止.jpg

ベッコウトンボのメスです。オスとは色が違います。

08ヨツボシトンボオス静止.jpg

ベッコウトンボに似たヨツボシトンボも生息していました。
ヨツボシトンボもベッコウトンボと似た環境に生息しています。

09ハラビロトンボオス静止.jpg

腹部が幅広いハラビロトンボもいました。

10ショウジョウトンボメス尻上げ静止.jpg

トンボの種類の鑑別はとても難しいのですが、どうもショウジョウトンボのメスのようです。
腹部を持ち上げて、しゃちほこばっていました。

11ショウジョウトンボオス静止.jpg

ショウジョウトンボのオスは全身真っ赤ですが、赤とんぼの仲間ではありません。

12ショウジョウトンボメス静止.jpg

ショウジョウトンボの未成熟のオスも、メスのような姿なのでどっちなのか迷います。

13ムギワラトンボ静止.jpg

シオカラトンボのメスは、別名にムギワラトンボと呼ばれています。

14照葉樹林.jpg

トンボの生息する沼から離れて、散歩道は林の中を進みます。行ってみました。

15林の散歩道.jpg

林の散歩道にもたくさんの生き物が生息しているようです。

16林の中の生き物.jpg

わかりやすく解説版が掲示されていました。

17キンラン.jpg

散歩道で見つけたキンラン。

18バトル.jpg

空では、カラスとノスリがバトルを繰り広げていました。

19コジャノメ静止.jpg

林の中にいたコジャノメです。

20ルリタテハ樹液.jpg

樹液が溢れる木にはルリタテハが吸蜜していました。

21サトキマダラヒカゲ静止.jpg

サトキマダラヒカゲが樹液の横取りを狙っていましたが、私のせいで失敗しました。

22アゲハ登場.jpg

池畔に咲いているキショウブの花にナミアゲハが吸蜜に訪れていました。

23アゲハ吸蜜.jpg

長い時間に渡って、たくさんの花を訪れていました。

24アゲハ吸蜜2.jpg

ナミアゲハの顔面は意外と可愛いと思います。

この日は、浜松市のお祭りでした。チョっと覗いた後、名物のうなぎ料理を堪能しました。
美味しかった。

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ぜふ

トンボの聖地、毎年行きたくてたまらないです。
ちゃんと保全されているようで安心です♪
でもベッコウトンボはゼフの季節とかぶるんですよね・・^^;
by ぜふ (2013-07-16 22:23) 

アサギいろ

ぜふさん
ぜふさんの故郷、高知県にある四万十市に行ってきました。
いろいろなトンボが飛んでいて、楽しかったよ。
それからベッコウトンボは、ミドリシジミの仲間の発生時期より少し早く発生するので、重らないと思います。
もっともミドリシジミの仲間の撮影は、待ちが多くて、多動性症候群の人にとって、苦手なチョウです。

by アサギいろ (2013-07-17 05:11) 

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