秋に野に止まりたる蜻蛉の数を（その１）【ウラナミシジミ】

万葉集に歌われた七草を探しに箱根に行ってきました。
「秋の野に咲きたる花を指折りかき数えれば七種の花」
秋の七草はチョウも大好きです。



箱根湿生花園の湿原にサワギキョウが青い彩りを添えていました。



湿生花園の入口には紅葉が青空を背景に赤い彩りを添えていました。



秋の湿原にはトンボがたくさん飛んでいました。
オオアオイトトンボもその一種です。



赤とんぼの仲間は、日本人の心に深く郷愁を呼び覚まします。
♪〜夕焼け、小焼けの赤とんぼ〜♪「週刊新○は明日発売です。」（ふるーい）
ミヤマアカネが飛んでいました。



可愛い赤とんぼ「ヒメアカネ」も秋の野の葉先に止まっていました。



赤とんぼの仲間ではないのですが、エゾトンボの仲間のタカネトンボ？？が、たまたま止まったところをパチリ。
夕暮れの湿原をキラキラ光りながら飛んでいました。



ワレモコウには小さな小さなスケバハゴロモが、かくれんぼをしていました。



オミナエシの花の上では、カメムシの仲間が恋のバトルを繰り広げていました。



ウラナミシジミがサワギキョウの花で黄昏に窓んでいました



夕暮れの野原は、万葉の時代のもっと古くから日本人の郷愁を誘います。
虫たちも秋の夕暮れを楽しんでいるようでした。

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