名残りの桜に蝶の次は、（京都世界遺産編）【ナミアゲハ、ヒオドシチョウ、ムラサキシジミ】

前回、世界遺産の地でチョウを探す、と言っておきながら「世界遺産じゃねーじゃん。」と反撃される前に、４月、京都の世界遺産に行ったときの話しです。



４月中旬、京都にある仁和寺に行ってきました。南禅寺三門と並ぶでっかさ「重文、仁和寺仁王門」です。



今年の桜の開花は早めだったようで、多くの花が満開又は散り始めでした。八重桜の一品種「普賢象」は満開でした。



緑色の花びらが特徴の「御衣黄」も満開でした。



仁和寺は京都の世界文化遺産です。



仁和寺は桜の寺としても有名です。お寺さんの売店のポスターがかわいかったので…。お多福のお守りはお土産にゲットしました。



仁和寺の桜は「御室桜」と言われ、背が低くくて（花が低くて）遅咲きが特徴のようです。桜の品種は「御室有明」というそうです。残念ながら桜の花の見ごろは少し過ぎていました。



それでも散り際の桜の花にナミアゲハが訪れていました。



御室桜は何品種かあるようですが、たぶん「御車返し」という品種だったと思います。豪華な花です。



仁和寺に来たら、御室桜とともに、ぜひ御殿と庭園の見学を忘れずに。北園は名庭師、小川治兵衛がかかわったようですが、さすが！です。



庭園のある御殿の建物は明治以降に建てられたもののようですが、もっと古くからあったような格式が感じられます。しかし他の京都にある旧門跡寺院のような格式張った雰囲気が感じられませんでした。仁和寺は「野々村仁清」「尾形光琳、乾山兄弟」など自由な琳派芸術を生んだお寺さんとのことです。



仁和寺は立派な重文、五重塔がランドマークです。



広い仁和寺境内は下鴨神社、伏見稲荷神社など地元の神様たちが祭られていました。石灯籠は、古田織部所縁のキリシタン灯籠と言われているそうです。



国宝の仁和寺金堂は、元は京都御所の宮殿建物だったそうです。



金堂の屋根には亀に乗った仙人がいらっしゃいました。長生きの黄安仙人が建物を守っています。



名残りの御室桜に別れを告げて、



そして、弘法大師ゆかりのカリンの花もさようならを告げ、



御室成就山八十八カ所御山めぐりに行ってきました。



お山巡り一番札所の近くに咲いていたドウダンツツジの花で、ヒオドシチョウが吸蜜していました。



それでは御室成就山八十八カ所めぐりに行きましょう。先ずは一番札所にお参りです。



弘法大師とご一緒です。



最初のうちは杉林の中を登ります。途中、石の仏様が立っています。



ミツバツツジは花盛りを過ぎていましたが、たくさん咲いていました、



ミツバツツジの花でチョウを探しましたが、残念ながらいませんでした。



成就山の山頂に到着です。



山頂からは京都の街並がよく見えました。



八十八カ所めぐりの途中、不動明王の札所と不動明王をお祭りした禊ぎの滝がありました。



ヒオドシチョウが枯れ枝の上で日向ぼっこをしてました。



ムラサキシジミも枯れ枝の上で日向ぼっこをしていました。



最後、八十八番札所に到着。全ての札所をお参りしてきました。



結願のお印もいただきました。



帰りの嵐電での出来事。地元、江ノ電との交流電車が走っていました。次は、地元、江ノ電に乗らないといけませんね。次は…

タグ：世界文化遺産（京都） ムラサキシジミ ヒオドシチョウ ナミアゲハ

コメント 2

江ノ電が嵐山を走っているとは・・
交流ということは逆もあるということですね、次回ぜひ＾＾
by ぜふ (2016-05-09 07:13) 

せふさん。
期待を裏切ってごめんなさい。
by アサギいろ (2016-05-09 22:21)