三崎日記5【カラスアゲハ】 [神奈川県 三浦市]
三浦市にある小網代の森にひさしぶりに入りました。
このところ、夕方の小網代参りはヤブカと毛虫の大攻勢に負けていました。
先日は首筋に毛虫が落ちてきて、さすがに背筋がぞーっとしました。
もっともいつも行くのはチョウの出る上流から中流の一部で、
そこまでなら、なんとか運動靴でいけます。(本当は長靴でないといけないらしい。)
さっそくのカラスアゲハのお出迎え。吸水をしていました。
近づいたらさっと逃げて、近くの木の葉にとまりました。
中流域は不思議な世界です。なにか熱帯ジャングルに迷い込んだ雰囲気です。
ただし、たくさん聞こえる鳥の声はウグイスやホトトギスなどで、ワライカワセミはいません。
ヒガシカワイトトンボが一見弱弱しく飛んでいます。青い胴体に茶色の翅がきれいです。
小網代の森の象徴、アカテガニが木に登っています。
普段は森にすむカニで、夏の大潮の夜、河口の干潟で感動のドラマを見ることができます。
干潟の出口にヤマユリが咲いていました。暖かい三崎は今がヤマユリの盛りです。
伊豆で撮影したものですが、ヤマユリにカラスアゲハが吸蜜に訪れました。
他のカラスアゲハの記事
http://blog.so-net.ne.jp/asagi-iro/2006-08-31
http://blog.so-net.ne.jp/asagi-iro/2006-09-18
カラスアゲハのone point
成虫は年2回発生するようです。ミヤマカラスアゲハというよく似ている別種がいて、見分けるのが大変なようですが、私はミヤマカラスアゲハをまだ見たことがありません。ぜひ写真に撮りたいものです。神奈川県ではカラスアゲハは低地にもいますが、ミヤマカラスアゲハは丹沢や箱根の標高の高い地域に生息しているようです。でも、都会の都市公園でカラスアゲハは見かけません。自然が豊富じゃないとね。
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