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伝説の「紫蝶幽谷」【マサキルリマダラ・ツマムラサキマダラ】 [台湾]

相変わらず南国のチョウの話です。

その前に台湾の公園には日本のいわゆるカラスがいませんでした。
公園の餌場に集まる鳥類です。
公園の朝はカラスのカーカーといった鳴き声がなく、さわやかです。

このチョウは台湾名「小紫斑蝶」日本名「マサキルリマダラ」です。
オスの翅表は紫に輝きます。

マサキルリマダラは台湾にいるルリマダラの仲間では一番小型です。

日本では八重山諸島で採取されているそうですが、迷蝶の範囲のようです。

多摩動物公園には台湾名「端紫斑蝶」日本名「ツマムラサキマダラ」が飛び交います。

翅を広げると紫の光りが広がります。
日本では八重山、沖縄、奄美まで進行し、九州を伺う勢いだそうです。

台湾に戻って、このチョウはツマムラサキマダラと思いますが・・よくわかりません。

ツマムラサキマダラのメスの翅模様の裏はオスより派手です。翅表は地味ですが・・
台湾ではルリマダラの仲間が集団で越冬します。
その越冬地に向かうチョウの渡りで、ものすごい数のチョウがコースを飛び交い、
そのため高速道路を一時止めたことがあるそうです。(以後、高速道路は改装したそうです。)
その集団越冬地を「紫蝶幽谷」というそうです。


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コメント 2

みね

カラスが居ないのは、いいですねー^^
地球温暖化の影響は、身近な蝶の世界でも起こっていますね。
by みね (2007-05-02 20:47) 

あさぎいろ

みねさん。あと台湾のいいところはゴミが極めて少ないこと。
タバコの吸殻はまったくありませんでした。
by あさぎいろ (2007-05-02 20:59) 

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