ヒメ（小さい）とコ（ちっちゃい）の違いはムラサキ【ヒメジャノメ・コジャノメ】

対馬の清水山の城跡からは厳原の港がよく見えます。



対馬は南北に長い大きな島です。九州と対馬を結ぶフェリーが厳原と博多の間を就航しています。



カラスウリの花が咲いていました。
対馬には固有種のチョウセンカラスウリがあるそうですが、数が少ないようです。



有明山への登山道沿いにヒメジャノメが飛んでいました。
ヒメジャノメに似ているチョウでコジャノメがいます。
しかし対馬にはヒメジャノメより暗い森の中にいるコジャノメが生息していません。



ヒメジャノメが暗い森の中まで侵出して、まるでコジャノメの代わりをしているようです。



コジャノメを紹介します。長崎県大村市の県道沿いに飛んでいました。
このチョウはフラッシュをたかないと手ぶれでボケボケになるほど暗い森の中に生息しています。
縦に走るスジがちょっと紫色を帯びます。

タグ：コジャノメ ヒメジャノメ

コメント 2

蛇の目に擬態して・・・身を守っているのですよね？
健気です。
蛇が何匹かしら？？

by こぎん (2008-09-23 09:00) 

こぎんさん
それは、昔々のある日のこと。チョウの村はトリの来襲におびえていました。そこでチョウたちは神様にお願いしました。どうかトリに食べられないようにと・・。すると海辺のチョウにはウミヘビの精がトリに食べられないようにとチョウの翅に張り付きました。海辺なので波模様がついでに張り付いてしまいました。　以上「ウラナミジャノメの話」
山のチョウは・・・話が長くなるので、以下省略
by アサギいろ (2008-09-23 22:23)