竹富物語その4【ヒメシルビアシジミ、ウラナミシジミ、クロマダラソテツシジミ】 [沖縄県]
花の島「竹富島」に来たのに花の話題が無くてごめんなさい。竹富島にある家の中には、周りを取り囲む石垣に「琉球ガーデン」をして、石垣を奇麗に飾られている家が目につきます。ここでは沖縄を代表する屋敷林のフクギの木の前の石垣にハマオモトの花が咲いていました。
石垣の周囲にはセンダングサが咲いていて、小さなチョウたちが吸蜜しています。クロマダラソテツシジミもそのひとつです。
クロマダラソテツシジミは、八重山諸島で最もたくさん飛んでいるチャバネセセリよりもはるかに小さいようです。
それよりももっと小さいのが、ヒメシルビアシジミです。シルビアは、発見者の先生の娘さんの名前だそうです。「シルビア」って、きれいな娘さんを想像しますが、ヒメシルビアシジミはどちらかというと地味なチョウです。
どれくらい小さいか。「ちっちゃいもの選手権大会」です。
優勝は「ヒメシルビアシジミ」ということで・・。それにしてもヒメシルビアシジミの周りには多くの昆虫が飛び交いっています。なんでだろー、なんでだろー。
ウラナミシジミの周りには、全く昆虫が飛んでいませんでした。
竹富島を代表する星の砂の海岸「カイジ浜」です。せっかく来たのですから、幸せの星の砂を探しましょう。
カイジ浜はハスノハギリの大木が海岸近くまで生い茂っていて、木陰でヨイヨイしたり、本を読んだりすることができるそうです。やってみたい。でもハスノハギリの実は有毒で、食べないようにと、地元の方からの忠告がありました。
アダンはパイナップルのような実がなりますが、おいしくないそうです。でも葉の芯の天ぷらはたいへんおいしゅうございました。食べさせていただいた居酒屋の方の話しによると、沖縄本島ではこれを食べることはなく、八重山の味だそうです。
モンパノキは海岸林を代表する木で、葉は毒消しの効果があるそうです。
オオハマボウは沖縄の方言でユーナというそうです。葉はハート形で昔は弁当包に使われたとか。
ハスノハギリやモンパノキの下には国指定の天然記念物オカヤドカリがウロウロしています。
さー。幸せの星の砂を見つけましょう。
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