聖なるムラサキのチョウ【ヤエヤマムラサキ、リュウキュウムラサキ】

まだまだ竹富島のチョウの話しはたくさんありますが、また石垣島に戻ってバンナ公園の蝶の話しです。
もう真冬なのに、いつになったら夏の話しが終わるのだろう・・・・



バンナ公園で一番美しいつり橋は聖紫花の橋だそうです。



聖紫花は八重山特産のツツジの仲間で３月ごろに咲くそうです。
そんなことで今は咲いていませんので、カンムリワシ展望台にあるモザイクでおたのしみを。



カンムリワシ展望台です。晴れていれば、沖縄県の最高峰「於茂登岳」や八重山の海が眺められます。



アッ!!　カンムリワシ!!!　残念ながら模型です。展望台の入り口でニラミを利かせています。



バンナ公園で見た本物のカンムリワシは・・・・上空高く舞っていた。



八重山で聖なるムラサキの名前が付くチョウは２種類います。ひとつは前に話したリュウキュウムラサキです。しかしシマを見張っているときは、聖なるムラサキを見せてくれません。



もうひとつはヤエヤマムラサキです。でもヤエヤマムラサキのオスの翅はムラサキ色に光りません。



「ワタシのシマさー」ってことで、おじさんのカメラにも怖がりませんでした。接写でパチリ。



ちょっと「オバァ」ですが、ヤエヤマムラサキのメスです。



ヤエヤマムラサキのメスの翅は、聖なるムラサキ色に光ります。（ちょっと画像ソフトで加工していますが・・・）



バンナ公園蝶園の管理室です。管理人さんは気さくな方で、温室や管理棟の中に入れてくれました。



今年はヤエヤマムラサキが大発生しているそうです。ヤエヤマムラサキのメスは、愛情が深くて、外敵から産んだ卵を守るそうですが、中にはそのままぶら下がって死んでいるものもいるそうです。
聖なる夜にいい話しだなぁ。

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