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紺絣のお嬢は絶壁がお好き。【ジョウザンシジミ、クジャクチョウ、スギタニルリシジミ、エゾスジグロシロチョウ】 [北海道]

北海道でしか見ることができないチョウはいくつかありますが、
そんなチョウに出会いたい。

01時計台.jpg

ならば、北海道へ行きましょう。
と、いうことで北海道まで飛んで行きました。
時計台など札幌市内観光の後は・・

02定山渓の解説版.jpg

札幌の奥座敷と呼ばれている定山渓に向かいました。

03八険山.jpg

定山渓に行く途中に、奇岩の山も見えました。

04豊平峡の絶壁.jpg

定山渓のさらに奥にある豊平峡では断崖絶壁の岩場が見ることができました。
紅葉の時季は、さぞや綺麗なことでしょう。

05絶壁.jpg

断崖絶壁を見上げると落石の痕跡が無数に見られます。
このような断崖絶壁を飛び交う小さなチョウを探しました。
あまりにも小さいので、見失うことしばしばです。

06激流.jpg

しかも絶壁の下は、雪解け水が激流になって、逆巻いています。
まさに命がけのチョウ探しです。

08エンレイソウとニリンソウ.jpg

そのころ、豊平峡付近に咲いていた花々です。
エンレイソウやニリンソウは所々に群落を形成していました。

09エゾエンゴサク.jpg

エゾエンゴサクの花の時期は、すでに終わりかけで、数輪、見かけたのみでした。

10オオバナノエンレンソウ.jpg

北海道ならではのオオバナノエンレイソウが、白い花を咲かせていました。

11ハクサンチドリ.jpg

ランの仲間、ハクサンチドリは数輪咲いていました。

12クルマバソウ.jpg

クルマバソウは、名前のごとくの車軸の葉の形しています。

13エゾハルゼミ.jpg

エゾハルゼミが元気に鳴いていました。

14ジョウザンシジミ静止.jpg

断崖絶壁を飛び交うチョウは、定山渓から名をとったジョウザンシジミです。

15ジョウザンシジミ半開翅.jpg

ジョウザンシジがエゾノキリンソウに止まっていました。
ジョウザンシジミの翅表は、紺絣の着物の模様。
北海道でしかみられないヒメシジミの仲間です。

16ジョウザンシジミ開翅.jpg

紺絣の着物をまとった可愛い娘のようなチョウでした。

17キリンソウ.jpg

ジョウザンシジミの食草は、エゾノキリンソウ。
図鑑によると7月に花が咲くようです。
写真の花は、箱根湿生花園に咲いていた別種、キリンソウの花です。

18越冬クジャクチョウ.jpg

ジョウザンシジミ以外に、豊平峡で見られたチョウです。

たくさん飛んでいたのは、越冬後のクジャクチョウです。
これから、恋をして、産卵して、一生を終えるのかなあ。

19スギタニルリシジミ吸水.jpg

春の妖精の一種、スギタニルリシジミも遅い春に目覚めたようです。

20シロチョウ仲間の吸水.jpg

たくさんのシロチョウの仲間が吸水していました。
大きさが違うのは、種類が違うからなのかなあ・・

21白樺林.jpg

北海道ならではの白樺林。癒されます。

22豊平峡温泉.jpg

チョウ探しの帰りに豊平峡温泉によってきました。

北海道のチョウ探しの旅は続きます。

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akanenosora

初めてお邪魔しました。
ネットでモンキアゲハとベニモンアゲハの違いを知りたくて
彷徨っておりましたら、こちらの素晴らしいブログに
辿り着き嬉しくて感激しております。
また、ゆっくりお邪魔させて戴きたいと思いますので
宜しくお願いいたします。
by akanenosora (2013-07-18 10:21) 

アサギいろ

akanenosoraさん
初めまして。
私のブログは更新を停止している期間が長ーーいので、
ソネットやグーグルで検索しても出てこないと思ったのですが・・・
辺鄙な山や孤島での探検のおり、見つけて撮った写真を載せていますが、証拠写真ばかりです。
そんなことですが、こちらこそお願いします。
by アサギいろ (2013-07-18 21:50) 

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