今年もお山の大将は・・【ヒオドシチョウ】

大雪が降った影響がなかったように丹沢の里山の春は進んでいたようです。



里山の中腹、芽吹いたばかりの木々の間に、艶やかにヤマツツジが彩りを添えていました。



昨年登った時は、ヤマツツジはまだ蕾でした。
今年も残念ながら、コツバメの姿を見ることができませんでした。



さらに行くとミツバツツジの花が咲いていました。
満開のミツバツツジの下には春の女神様が飛んでいましたが、カメラに収めることはできませんでした。



今年、高尾山や丹沢の地べたには、たくさんのドングリが落ちています。
春。それらのドングリが一斉に発芽していました。
生命の息吹を感じます。



ピンボケですがアカゲラです。盛んにドラミングを繰り返していました。



登山道の入り口にはヤブレガサ。ヤブレガサ曰く。
「本日のお天気は晴れですよ。傘の必要はございません。」



さらに進むとチゴユリの花が咲いていました。



山頂には、いつものとおりお山の大将こと「ヒオドシチョウ」がいました。



お山の大将は、山頂でギフチョウや春のキアゲハとバトルを繰り広げていました。
今回、そのための発着台は新芽を開いたばかりの木の葉です。



風が吹き、木の葉が揺れ、一瞬、お山の大将が翅を閉じました。
翅を開いている時は気づかなかったのですが、どうやらバトルのためのエネルギーを補給をしているようです。
お山の大将は、まだまだ健在のようです。

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