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純白スミレに強烈キッス【ミヤマセセリ】 [神奈川県 相模原市]

春はサクラの国ニッポンですが、スミレの国でもあります。
特に高雄山周辺はスミレの種類が豊富で有名です。

01中央本線の桜並木.jpg

大月発中央本線上りの鈍行列車に乗り、長いトンネルを抜けるともう終着の高雄駅です。
そのトンネルの名前が小仏トンネルで、帰り支度を始める目印となります。

02コボトケスミレ.jpg

その小仏トンネルの上にある小仏峠付近で純白のスミレが発見され、その場所から純白スミレは「コボトケスミレ」といわれているそうです。
この純白スミレは石砂山で咲いていました。でもコボトケスミレかな〜??

03アカネスミレ.jpg

コボトケスミレはこのアカネスミレの変種と言われています。

04ミヤマセセリスミレ吸蜜逆立ち.jpg

石砂山の稜線でミヤマセセリがアカネスミレの蜜を強烈に吸っていました。

05タチツボスミレ.jpg

稜線に小さなタチツボスミレが咲いていました。

06ミヤマセセリスミレ吸蜜遠景.jpg

同じミヤマセセリがこれまたタチツボスミレで強烈な吸蜜をしていました。

07アカフタチツボスミレ.jpg

タチツボスミレには色々な変種が見られます。
葉っぱに赤い筋が入っているのでアカフタチツボスミレかな。

08シロバナノタチツボスミレ.jpg

純白な花が咲く、シロバナノタチツボスミレも咲いていました。

09シロバナノナガハノスミレサイシン.jpg

石砂山登山口の近くには、名前が長い純白のシロバナノナガハノスミレサイシンが一輪咲いていました。

10ナガハノスミレサイシン.jpg

普通のナガハノスミレサイシンはたくさん咲いていました。
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今年もお山の大将は・・【ヒオドシチョウ】 [神奈川県 相模原市]

大雪が降った影響がなかったように丹沢の里山の春は進んでいたようです。

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里山の中腹、芽吹いたばかりの木々の間に、艶やかにヤマツツジが彩りを添えていました。

02ヤマツツジ開花.jpg

昨年登った時は、ヤマツツジはまだ蕾でした。
今年も残念ながら、コツバメの姿を見ることができませんでした。

03ミツバツツジ咲く.jpg

さらに行くとミツバツツジの花が咲いていました。
満開のミツバツツジの下には春の女神様が飛んでいましたが、カメラに収めることはできませんでした。

04ドングリの発芽.jpg

今年、高尾山や丹沢の地べたには、たくさんのドングリが落ちています。
春。それらのドングリが一斉に発芽していました。
生命の息吹を感じます。

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ピンボケですがアカゲラです。盛んにドラミングを繰り返していました。

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登山道の入り口にはヤブレガサ。ヤブレガサ曰く。
「本日のお天気は晴れですよ。傘の必要はございません。」

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さらに進むとチゴユリの花が咲いていました。

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山頂には、いつものとおりお山の大将こと「ヒオドシチョウ」がいました。

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お山の大将は、山頂でギフチョウや春のキアゲハとバトルを繰り広げていました。
今回、そのための発着台は新芽を開いたばかりの木の葉です。

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風が吹き、木の葉が揺れ、一瞬、お山の大将が翅を閉じました。
翅を開いている時は気づかなかったのですが、どうやらバトルのためのエネルギーを補給をしているようです。
お山の大将は、まだまだ健在のようです。
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いつもの春【ギフチョウ】 [神奈川県 相模原市]

今年も行ってしまう。
いつものところ。
春の女神様「ギフチョウ」に会うために・・・

01石砂山山頂の景色.jpg

薄雲りの日、山頂から眺めはあまりパッとしませんでした。

02ギフチョウ静止.jpg

でも、春の女神様は飛んでいました。

03ギフチョウスミレ吸蜜遠景.jpg

スミレのハナサクコロ、ハジメテキミをシッタ・・・

04ギフチョウスミレ吸蜜.jpg

スミレと春の女神様の関係は切っても切れません。
スミレの国の春が、ここに幕を開きました。

05シズカの学校.jpg

春の女神様に従う三美神の一つ「ヒトリシズカ」は生命の息吹を伝え・・

06シュンラン.jpg

「シュンラン」は、秘めたる美を・・

07フデリンドウ.jpg

「フデリンドウ」はこれからはじまる華やか未来を物語ってくれました。

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春の女神様の故郷は、素朴な「カントウカンアオイ」です。

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華麗なる春のステージ。
ミツバツツジの花で春の女神様が蜜を吸っていました。

10里山の春.jpg

里山の春は爛漫です。
タグ:ギフチョウ
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お山の大将、再び【ヒオドシチョウ、キアゲハ】 [神奈川県 相模原市]

ギフチョウのいる山の山頂には、いつもお山の大将がいます。

1春のはな.jpg

豪華絢爛な里山の春。ミツバツツジ、ハナモモ、シダレザクラ…

2オオシマザクラ.jpg

青空にオオシマザクラの白い花が輝きます。
オオシマザクラの瑞々しい葉は桜餅の原料として利用されます。

3ミツバツツジ.jpg

ギフチョウのいる山には野生のミツバツツジが咲いていました。
何回もいいますが、ミツバツツジは盗掘で絶滅寸前ですが、丹沢の名花なので大切に・・・

4ヤマツツジ.jpg

ヤマツツジの鮮やかな赤の花は、ほんの少し咲いているだけで、
風の影響か、いつものコツバメの姿は見られませんでした。

5キアゲハ春型.jpg

山頂にキアゲハが姿を見せたので、とまったところをパチリ。
春のキアゲハはかわいいんです。

6ヒオドシチョウ半開翅.jpg

山頂にある石の孤塁を守っているのは、緋威(ひおどし)の鎧に身を固めたヒオドシチョウです。

7ヒオドシチョウ開翅.jpg

緋威の鎧を広げて、力を誇示しているようです。

8ヒオドシチョウ開翅.jpg

この日は3頭ものヒオドシチョウを山頂で見かけました。
野武士は追いつ追われつ戦っています。いつも、いつも・・

9ヒトリシズカ.jpg

麓には清楚な「静御前」に因むの花、ヒトリシズカが咲いていました。

101桃色の花.jpg

名前のわからない花も咲いていました。わからない・・・桃色吐息
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春の嵐に負けないで【ギフチョウ】 [神奈川県 相模原市]

先の日曜日。春の嵐が吹き荒れる中、ギフチョウのいる山に行ってきました。
神奈川県民のチョウ好き親父の意地・・・

芽吹きの春.jpg

里のサクラはすべて散って、葉桜となっていましたが、山は芽吹きが始まったばかりです。

新緑の緑.jpg

それでも登山路にときたま柔らかいみどりが現れ、心が癒されます。

ヤマザクラの花jpg.jpg

ヤマザクラの花も満開で、芽吹きの山に色を添えていました。

石砂山山頂のながめ.jpg

石砂山山頂から丹沢方面の眺めです。
山頂では、ゴーーという風の音とともに、大きく木々が揺れていました。
チョウは下から飛んで来ても、強風で次々と上下左右に流されてきます。
そんなことでギフチョウは2頭しか見かけませんでした。(同じチョウかも・・・)

風吹く林.jpg

木々はメキメキ、風で揺れていましたが、空は青空です。

アカネスミレ.jpg

山頂にはアカネスミレが咲いていたり、

シロバナタチツボスミレ.jpg

シロバナタチツボスミレが咲いていたりしていました。

アカフタチツボスミレ.jpg

葉に赤い線が入っているアカフタチツボスミレもありました。

ギフチョウ吸蜜.jpg

ごく普通のタチツボスミレにはギフチョウが吸蜜に訪れていました。
このギフチョウ、写真を撮る前は春の嵐で翅が痛んでしまったのかと思いましたが、
後から見るとどうも翅の形成がうまく行かなかったようです。
でも春の嵐に負けないで、元気に飛び回り、写真を撮るのにたいへん苦労しました。

ギフチョウ静止.jpg

上りの登山道でギフチョウを何頭か見かけたのですが、元気に飛んでいたり、
風で飛ばされたりで、写真に納めることができませんでした。

ここでのギフチョウのシーズンはそろそろ終盤ですが、
他の地域では、まだこれからという所があります。
そのときは「ギフチョウさん、そこんところヨロシクね。』という心境です。
タグ:ギフチョウ
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時期外れの訪問者【ギフチョウ】 [神奈川県 相模原市]

石砂山にギフチョウを探しに行きました。すでに5月、完全な時期外れです。
でもこのところの石砂山ギフチョウシーズンは押すな押すなのカメラの放列。
あまり好きになれない。でもこのチョウを見ないとチョウのシーズンがはじまらない。
ジレンマ、じりじり。

石砂山山頂.jpg

5月の石砂山山頂はとても静か。前はギフチョウシーズンでもこんな感じだったような気がする・・・
しかしギフチョウは1頭も見当りませんでした。

ギフチョウ吸蜜.jpg

でも登り道の途中で、ちーらほーら2頭ほど見かけました。

ギフチョウ産卵.jpg

内、1頭はカントウカンアオイに産卵をはじめました。丁寧に時間をかけて産卵していました。

山の真珠.jpg

ギフチョウの卵は山の真珠です。この真珠から春の女神様が誕生するんですね。「山のビーナス」

ジュウニヒトエ.jpg

ジュウニヒトエが咲いていました。平安美人

タツナミソウ.jpg

タツナミソウが咲いていました。

フデリンドウ.jpg

フデリンドウが咲いていました。以上、5月の三美神が登場「ラ・プリマヴェーラ」
去年と訪れた時期が違うことから、ヒトリシズカやシュンランの花は全く咲いていませんでした。
春は足早に去っていきます。

篠原集落.jpg

最後は地元の農家で山菜の買い出し。「今年もギフチョウに会えました。ありがとうございました。」
農家のお母さんは、私のことを覚えていて「横浜から来たんだろ。来年もまた来てね。」と言われました。
このところ被災地の殺伐とした風景ばかりだったので、なぜかホッとしました。
ワラビおいしかったよ。来年も時期をはずしてお邪魔します。
タグ:ギフチョウ
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甘い生活【ルリシジミ】 [神奈川県 相模原市]

今回で石砂山にいたチョウの話しは最後です。

1 芽吹いたばかりの林.jpg

里山の雑木林は、芽吹いたばかりです。

2 ヤブレガサ.jpg

今年、春先の天候不順のせいか、ヤブレガサが大量に発生していました。

3 シュンラン.jpg

春に咲くラン、シュンランです。いつもピンボケでしたが、
今年もピンアマの写真で申し訳ございません。

4 ルリシジミ開翅.jpg

温かい日差しのなか、ルリシジミが翅を広げて日光浴していました。

5 アマナ.jpg

食べると甘いのでアマナ。春先に咲く花の代表選手のひとつです。

6 アマナでルリシジミ.jpg

ルリシジミがアマナの花で蜜を吸っていました。蜜もさぞや甘いのでしょう。

7 タチツボスミレ.jpg

さわやかな色のタチツボスミレ

8 スミレでルリシジミ.jpg

スミレの蜜はさわやかな甘さかな。
タグ:ルリシジミ
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小さくてもたくましい【ミヤマセセリ】 [神奈川県 相模原市]

まだまだ、石砂山のチョウの話は続きます。

1 石砂山.jpg

ギフチョウが生き残る石砂山は、山の周囲にゴルフ場などがあります。
ギフチョウの生活環境として、決して恵まれたものではありません。

2 ミヤマセセリ日光浴.jpg

春のみ現れるギフチョウと同じチョウ仲間、、ミヤマセセリが日光浴をしていました。

3 アカネスミレ.jpg

石砂山で見られた春の花の最初は、篠原の里で咲いていたアカネスミレ

4 エイザンスミレ.jpg

同じくいつものところに咲いていたピンクのエイザンスミレの花

5-マルバスミレ.jpg

そして、白い花が咲くマルバスミレ

6 ミヤマセセリ吸蜜横から.jpg

今年の山頂には、いつものモミジイチゴの花が咲いていませんでした。
代わりにスミレの仲間の花で吸蜜していました。

7 ミヤマセセリ吸蜜上から.jpg

スミレだとなんだか落ち着いて食事できないようです。
春先の天候不順がこんなところに・・・

8 ミヤマセセリとウツギの仲間.jpg

何んとか天候が持ち直した5月。裏高尾の林道にいたミヤマセセリです。
相当のお婆さんでしたが、負けずにウツギの仲間で食事していました。
お元気で・・・
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お山の大将が三度登場【ヒオドシチョウ】 [神奈川県 相模原市]

相模原市にある石砂山にいたチョウの続きです。

1 山頂.jpg

石砂山の山頂から景色。絶好のチョウ日和です。
でも、いつもなら満開の山頂に植えられているサクラは、
今年春先の寒さのせいか、咲いていませんでした。

2フキノトウ.jpg

石砂山の麓にある篠原集落に咲いていたフキの花

3 キブシの花.jpg

同じく篠原集落で咲いていたキブシの花
なんだか寒そう。

4 ホウノキの芽吹き.jpg

篠原の里では、ホウノキが芽吹いたばかり。

5 マメザクラの花.jpg

篠原集落のマメサクラには、ギフチョウが吸蜜していました。

6 李の花.jpg

篠原の里には立派なスモモの樹に満開の花が咲いていました。

7 ヒオドシチョウ開翅.jpg

山頂ではギフチョウのライバルとしてバトルを繰り広げるヒオドシチョウですが、
お山の大将は、「女神なんかに負けないぞー!」と言っていました。(ウソです。)

8 ヒオドシチョウ山頂にて.jpg

今年の大将は、お姿がイマイチなので、三年前の大将に三度来ていただきました。
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今日は女神さまがご機嫌だ【ギフチョウ】 [神奈川県 相模原市]

チョウの世界は、春先に誕生するこの女神さまこと
ギフチョウから始まると思われる方が多いと思います。
今年も相模原市緑区にある石砂山に行ってきました。
しかし、今年は例年以上にいつもは静かな石砂山がたくさんの
ひと・ひと・ひとでごった返していました。

早春の篠原集落.jpg

早春の篠原集落。今年は春の訪れが遅いようでした。
一部のマニアがチョウの写真を撮るために、地元農家の方が
大切にしている畑を荒しているので、困っているとのことでした。
反省、反省。地元に貢献するため、梅干を購入しました。
日の当たった香りがする本来の梅干で、おいしかったです。

カンアオイ.jpg

このギフチョウの食草であるカンアオイの保護も
地元の方々の協力なしでは成り立たないことです。

カンアオイの花.jpg

地味なカンアオイの花。地道な協力が絶滅が危惧されている
ギフチョウを保護しています。

山頂にいたギフチョウ.jpg

石砂山の山頂は、たくさんのギフチョウ飛んでいて、
汗をかきかき登って来たかいがありました。
枯れ木の枝がかぶっていますが、女神さまです。

ギフチョウの求愛.jpg

山頂ではギフチョウの恋のバトルが繰り広げられます。
メスのギフチョウはオスが次々にアタックするので、
落ち着いて食事もできないようです。

タチツボスミレでギフチョウ.jpg

篠原集落では例年になくギフチョウが飛んでいて、
盛んにスミレやサクラで吸蜜していました。
逃すまいとマニアの方々が群がります。

エイザンスミレでギフチョウ.jpg

人混みが苦手な小生は離れてスミレで撮影しました。
次から次にタチツボスミレやエイザンスミレで吸蜜します。
とまるのはほんの一瞬。おかげでボツ写真がたくさんで、
あとの整理がたいへんでした。
今日は女神さまがご機嫌でしたが、来年は、むふふふふ。
タグ:ギフチョウ
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