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隠岐の山旅その3【アサギマダラ、ミドリヒョウモン、ダイミョウセセリ】 [島根県]

隠岐の山旅の話しが続きます。しつこくてすみません。

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今回はチョウから入ります。アサギマダラがヒヨドリバナの仲間で吸蜜していました。

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連続登場のミドリヒョウモンはミゾソバで吸蜜していました。

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カミシモに白線のある関西のダイミョウセセリも顔を見せてくれました。

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赤とんぼの仲間は鑑定が難しいのですが、ナツアカネが連続登場です。

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隠岐は古い時代に本土から離れたので、陸上の貝類は独特の進化をとげ、たくさんの種類が生息しています。詳しく鑑定した訳ではありませんが、「オキマイマイ」もその一つで絶滅が心配されています。

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隠岐の島のオサムシの仲間も島の固有種です。この隠岐の島固有種のカタツムリの仲間を捕食する「オキマイマイカブリ」も固有種です。マイマイカブリの仲間は敵の襲われるとお酢のような悪臭をまき散らすため、とても不快な思いをすることになります。しばらくは二度と触りたくなくなります。いわゆる「屁っ放り虫」

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タチドコロの花です。植物の名前の由来を調べましたが、図鑑には記載されておらず、正体は不明です。Webにはヤマイモの仲間でダイミョウセセリの幼虫の食草と書かれていました。

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カワミドリは図鑑に名前の由来は不明と書いてありました。葉や茎は薬草だそうです。

09白島海岸.jpg

隠岐の代表的景観の一つは、この隠岐の島の北側にある白島海岸です。ちなみに黒島も代表する景観です。

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隠岐の島の西側にある那久岬からは、これから行く島前の島影が見えました。

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那久岬近くの林道にはヒメヒゴタイが咲いていました。

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隠岐の島の池にはシロバナサクラダテが地味にだけどたくさん咲いていました。

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隠岐の島には南洋の植物と北方の植物が混在して生息しており、そのことが国立公園「隠岐」の特徴の一つとなっているそうです。隠岐の島の池には北方系のエゾミソハギが名残りの花を咲かせていました。

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池でリスアカネが小さなガを捕らえて、ムシャムシャ食べていました。リスアカネのリスは可愛いリスからきたものではありません。

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池の水辺にはアオイトトンボが優雅に飛んでいました。アオイトトンボの仲間はトンボの中でも最も古い時代に分化した原始的なトンボの仲間と図鑑に書いてありました。地球上では大先輩なのです。

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沖縄の名護岳で発見されたことからナゴランといいます。初夏にとてもいい香りの花を咲かせるそうですが、今は花のナゴリがあるだけです。名護岳ではめったにお目にかかれませんが、隠岐にはまだ残っているそうです。盗掘等により絶滅が心配されています。

17八百杉.jpg

大昔から隠岐を見守って来た国の天然記念物「八百杉」です。
まだまだ隠岐の生物を見つめるブログは続きます。
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ぜふ

オキマイマイもいいですね♪
景色もすばらしい! 高いとこダメですが^^;
アオイトトンボはそういわれてみれば、古代のトンボと姿が似てますね。
by ぜふ (2014-10-28 21:57) 

アサギいろ

ぜふさん。
この写真のカタツムリが「オキマイマイ」かは、似たような写真があったからそれとしました。アオイトトンボのことは図鑑「日本のトンボ」のアオイトトンボ科の巻頭にそんなことが書いてありました。
by アサギいろ (2014-10-29 06:28) 

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