私の巡礼の年(昆虫の里たびら編)【カラスアゲハ、ナガサキアゲハ】 [長崎県]
9月と11月に、クロがついている名前のチョウを求めて、長崎県を巡礼しました。そのときの話しです。
今回は昆虫の里たびらを巡礼しました。たびらの「道の駅」にある大カブトムシのモニュメントから出発です。朝の内にたびらの海岸に行って来ましたが、相変わらすクロに出会えませんでした。
せっかくなので、世界遺産候補「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の一つ「田平天主堂」に行くことにしました。この天主堂は国指定の重要文化財でもあります。日本における教会建築の第一人者の鉄川与助の最高傑作の一つだそうです。隣には信者さんの墓地がありますが、威厳の中に明るい雰囲気がある天主堂でした。
正面に聖母様がいて、それが明るい雰囲気を放っているかも…。天主堂の中もたいへん綺麗でとても大正時代に建てられたと思えません。イタリア製のステンドグラスが見事なのですが、現役の教会なので自主規制。
長崎の教会は後から見ても綺麗なシルエットです。
教会のお花畑に咲いていたヒガンバナにはカラスアゲハが吸蜜していました。
カメラ目線に気づかれ、逃げられましたが、そろそろ次の所に行かないと…。
昆虫の里たびらには、たびら昆虫自然園があります。もとは長崎県の果樹試験場だったそうですが、田平町(現在は平戸市田平町)が昆虫自然園に変えました。田平町には昆虫写真家栗林さんがいて、昆虫自然園主催の写真コンテストの審査員をしているそうです。
ホールには昆虫に関するグッツの売店もあります。
最初に職員(館長さんはたのしい)の方が昆虫のことを説明してくれます。目からウロコの話し多数でした。
子供に人気あるカブトムシがたくさん発生するよう、幼虫のすみかをたくさん作っているそうです。
植物は、たびらの里に生えている樹木や草本が原則だそうですが、ナガサキアゲハが園芸種の花で吸蜜していました。
カラタチで産卵を始めました。長崎県でナガサキアゲハが撮れてよかった。
近くにはアゲハモドキがジッとしていました。
この日は風があったので、枝先に止まっていたリスアカネはほとんどピンボケでした。
マユタテアカネは子孫を残そうと一生懸命でした。
池の薄暗い所にはモノサシトンボがいて、相変わらずのんびり飛んだり、止まったりを繰り返していました。モノサシトンボは撮りやすいので、大好きです。
ベニイトトンボもいました。
カトリックの里にカトリヤンマがいたというのは出来過ぎの話しでした。今回もバチが当たることをしたので、クロに会えず。巡礼の旅は続きます。
※2018年7月1日「長崎、天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は世界文化遺産に登録されましたが、田平天主堂は「長崎、天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成遺産に含まれていません。※
今回は昆虫の里たびらを巡礼しました。たびらの「道の駅」にある大カブトムシのモニュメントから出発です。朝の内にたびらの海岸に行って来ましたが、相変わらすクロに出会えませんでした。
せっかくなので、世界遺産候補「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の一つ「田平天主堂」に行くことにしました。この天主堂は国指定の重要文化財でもあります。日本における教会建築の第一人者の鉄川与助の最高傑作の一つだそうです。隣には信者さんの墓地がありますが、威厳の中に明るい雰囲気がある天主堂でした。
正面に聖母様がいて、それが明るい雰囲気を放っているかも…。天主堂の中もたいへん綺麗でとても大正時代に建てられたと思えません。イタリア製のステンドグラスが見事なのですが、現役の教会なので自主規制。
長崎の教会は後から見ても綺麗なシルエットです。
教会のお花畑に咲いていたヒガンバナにはカラスアゲハが吸蜜していました。
カメラ目線に気づかれ、逃げられましたが、そろそろ次の所に行かないと…。
昆虫の里たびらには、たびら昆虫自然園があります。もとは長崎県の果樹試験場だったそうですが、田平町(現在は平戸市田平町)が昆虫自然園に変えました。田平町には昆虫写真家栗林さんがいて、昆虫自然園主催の写真コンテストの審査員をしているそうです。
ホールには昆虫に関するグッツの売店もあります。
最初に職員(館長さんはたのしい)の方が昆虫のことを説明してくれます。目からウロコの話し多数でした。
子供に人気あるカブトムシがたくさん発生するよう、幼虫のすみかをたくさん作っているそうです。
植物は、たびらの里に生えている樹木や草本が原則だそうですが、ナガサキアゲハが園芸種の花で吸蜜していました。
カラタチで産卵を始めました。長崎県でナガサキアゲハが撮れてよかった。
近くにはアゲハモドキがジッとしていました。
この日は風があったので、枝先に止まっていたリスアカネはほとんどピンボケでした。
マユタテアカネは子孫を残そうと一生懸命でした。
池の薄暗い所にはモノサシトンボがいて、相変わらずのんびり飛んだり、止まったりを繰り返していました。モノサシトンボは撮りやすいので、大好きです。
ベニイトトンボもいました。
カトリックの里にカトリヤンマがいたというのは出来過ぎの話しでした。今回もバチが当たることをしたので、クロに会えず。巡礼の旅は続きます。
※2018年7月1日「長崎、天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は世界文化遺産に登録されましたが、田平天主堂は「長崎、天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成遺産に含まれていません。※
やはりヒガンバナには黒いアゲハが似合いますね。
モノサシやベニイトなど、イトトンボは観察が楽しいですよね。
さぞや敬虔なカトリヤンマなんでしょうね^^
by ぜふ (2014-12-06 23:07)
ぜふさん
今回のみでは「たびら昆虫自然園」にいた昆虫を紹介しきれていません。もうすぐ冬眠しそうですが、機会があれば、冬の日向ぼっこの「小出し」で紹介しようと思います。
by アサギいろ (2014-12-07 17:57)