私の巡礼の年(生月島編)【モンシロチョウ、コミスジ、ナミアゲハ、モンキアゲハ】 [長崎県]
平戸島の隣にある南北に長くひょろっとした島が生月島です。生月島にはク●ツバメ●ジミ(クロとします。)が生息しているらしいので、待望の出会えるチャンスです。
今回は平戸桟橋近くにある南蛮船のモニュメントから出発です。
平戸島と生月島をつなぐ生月大橋は工事中でしたが、しかとして歩いて渡りました。(ご迷惑をおかけしました。)
海峡はまさにアゴ(トビウオ)漁の最盛期で、2艘の船がタイミングを図って網を引き、アゴを獲っていました。地元の方の話しでは、アゴ漁はよい風向きと強い風が漁を左右するそうです。この日の風は絶好の日でした。
生月島の名物の一つ「アゴだしラーメン」を食べました。ここではだしとえばアゴだしだそうです。
生月島にある平戸市生月町博物館島の館を見学しました。
ここの1階はかつて盛んだったクジラ漁や江戸時代の史上最大(身長2m27cm)の相撲取り「生月 鯨太左衛門」に関する展示が行われていました。2階は、生月島の生活と祭りや隠れキリシタンの展示でとても充実していました。
一応、ナチュラリストなんで…。生月島の西側は断崖が続きますが、なかでも塩俵の断崖は生月島を代表する絶景だそうです。
大バエ灯台も名所の一つです。ちなみにハエ(蝿)とは関係ございません。
灯台の下は断崖絶壁です。
断崖を行きましょう。でもアゴ漁の絶好の日は、強風が吹き荒れる日です。チョウはヤマトシジミが少々と……残念な結果に。
またの機会に訪れましょう。
生月島にはエゾスジグロシロチョウが特異的に生息しているそうですが、いたのはモンシロチョウでした。
平戸島ですが、コミスジがスイスイと飛んでいました。
生月島の草原にはアジアイトトンボがいました。
生月大橋を渡ってすぐの場所にいたナツアカネ。
マユタテアカネも平戸島にいました。
ウスバキトンボも平戸島で撮影しました。
ヤブツルアズキは生月島で咲いていました。日本在来のアズキの原種だそうです。
強風のためチョウ探しを断念して、生月島で巡礼の旅をしました。先ずは生月島のキリシタン殉教の碑、ガスパル様にお参り。
そして「蝶の教会」山田教会に行きました。この教会は大正元年に教会建築の棟梁鉄川与助氏が建てたものだそうです。平成2年の改修の際、教会の壁は、キリストの受難を蝶の羽根を使ったオブジェの壁画で飾られました。現役の教会なのでブログの掲載は自主規制。そういえば、たびら昆虫自然園でも田平教会の元神父様から寄贈を受けた貴重なチョウの標本が展示されていました。この方はチョウの研究者でもあるそうです。
生月大橋の近くの漁港からもうすぐ出航する巻き網漁の漁船が待機していました。巻き網漁は船団を組んで外洋で長期にわたって漁をするそうです。
平戸島のお土産屋で売っていた「平戸の鬼洋蝶」です。凧揚げのたこの一種ですが、同じようなものを五島列島で見ました。とてもチョウとは思えませんが、上げるものは縁起ものです。
ナミアゲハが吸蜜。
夕陽に包まれたモンキアゲハ。
平戸城の空模様は風雲急を告げているようでした。楽しかった平戸島を離れて、次こそはクロに巡り会えるか。それは次回以降のおたのしみ。つづく。
今回は平戸桟橋近くにある南蛮船のモニュメントから出発です。
平戸島と生月島をつなぐ生月大橋は工事中でしたが、しかとして歩いて渡りました。(ご迷惑をおかけしました。)
海峡はまさにアゴ(トビウオ)漁の最盛期で、2艘の船がタイミングを図って網を引き、アゴを獲っていました。地元の方の話しでは、アゴ漁はよい風向きと強い風が漁を左右するそうです。この日の風は絶好の日でした。
生月島の名物の一つ「アゴだしラーメン」を食べました。ここではだしとえばアゴだしだそうです。
生月島にある平戸市生月町博物館島の館を見学しました。
ここの1階はかつて盛んだったクジラ漁や江戸時代の史上最大(身長2m27cm)の相撲取り「生月 鯨太左衛門」に関する展示が行われていました。2階は、生月島の生活と祭りや隠れキリシタンの展示でとても充実していました。
一応、ナチュラリストなんで…。生月島の西側は断崖が続きますが、なかでも塩俵の断崖は生月島を代表する絶景だそうです。
大バエ灯台も名所の一つです。ちなみにハエ(蝿)とは関係ございません。
灯台の下は断崖絶壁です。
断崖を行きましょう。でもアゴ漁の絶好の日は、強風が吹き荒れる日です。チョウはヤマトシジミが少々と……残念な結果に。
またの機会に訪れましょう。
生月島にはエゾスジグロシロチョウが特異的に生息しているそうですが、いたのはモンシロチョウでした。
平戸島ですが、コミスジがスイスイと飛んでいました。
生月島の草原にはアジアイトトンボがいました。
生月大橋を渡ってすぐの場所にいたナツアカネ。
マユタテアカネも平戸島にいました。
ウスバキトンボも平戸島で撮影しました。
ヤブツルアズキは生月島で咲いていました。日本在来のアズキの原種だそうです。
強風のためチョウ探しを断念して、生月島で巡礼の旅をしました。先ずは生月島のキリシタン殉教の碑、ガスパル様にお参り。
そして「蝶の教会」山田教会に行きました。この教会は大正元年に教会建築の棟梁鉄川与助氏が建てたものだそうです。平成2年の改修の際、教会の壁は、キリストの受難を蝶の羽根を使ったオブジェの壁画で飾られました。現役の教会なのでブログの掲載は自主規制。そういえば、たびら昆虫自然園でも田平教会の元神父様から寄贈を受けた貴重なチョウの標本が展示されていました。この方はチョウの研究者でもあるそうです。
生月大橋の近くの漁港からもうすぐ出航する巻き網漁の漁船が待機していました。巻き網漁は船団を組んで外洋で長期にわたって漁をするそうです。
平戸島のお土産屋で売っていた「平戸の鬼洋蝶」です。凧揚げのたこの一種ですが、同じようなものを五島列島で見ました。とてもチョウとは思えませんが、上げるものは縁起ものです。
ナミアゲハが吸蜜。
夕陽に包まれたモンキアゲハ。
平戸城の空模様は風雲急を告げているようでした。楽しかった平戸島を離れて、次こそはクロに巡り会えるか。それは次回以降のおたのしみ。つづく。
ちょうど「あなたへ」の原作本を読み終わったところでした。(薄香が舞台)
アゴ漁のことも出てきますが、さすがにラーメンは・・^^
でもスープが澄んでいて具もちょっと変わっててそそられますね♪
あ、クロに会えますように。。
by ぜふ (2014-12-13 11:15)
ぜふさん。
まさか健さんがお亡くなりになるとは……。
昔は薄香から生月島行きの船が出ていたそうです。行っておけばよかった。長崎チャンポンとは全く違う味なので、地元では賛否が分かれるようです。
次回からは五島列島で巡礼します。
by アサギいろ (2014-12-13 20:38)