静かな夏【ミドリシジミ、ミヤマカラスシジミ】

箱根山は相変わらず噴火警戒レベル３ですが、そんな中でも活動する虫たちの話しです。



仙石原のバス停から大涌谷を見ると谷底から噴煙が上がっているのが見えました。



盛夏の頃、仙石原にある箱根湿生花園に行ってきました。



今年の箱根湿生花園は梅雨にそれなりの雨が降ったので、ミドリシジミを少ししか見ることができませんでした。今回は過去の写真もありますのであしからず。チダケサシでミドリシジミが吸蜜していました。



ノリウツギで吸蜜しているミドリシジミを見ることがでしました。



遠くでミドリシジミのオスが翅を開いていました。



メスのミドリシジミも翅を広げていました。



夕方になるとミドリシジミのオスが争うように飛び回ります。チョウの愛好家の間では卍飛行というそうです。



ミドリシジミとミヤマカラスシジミが並んで吸蜜していました。それでは主役を交代します。



ミヤマカラスシジミもお花が大好きです。箱根湿生花園では色々なお花で吸蜜する姿を見ることができます。



チダケサシは特に好物のようです。お花に囲まれてハイ、チーズ。



湿原に咲いているヌマトラノオでも吸蜜していました。



ミヤマカラスシジミが、箱根湿生花園にある食樹で産卵していました。



夏の箱根湿生花園は「食虫植物展」を開催しています。食虫植物にハエが捕われていました。



この時期、ヨコスジハナカミキリが花の上でいろいろな活動をしていました。（このことは、次回以降にご紹介させていただきます。）



エグリトラカミキリはノリウツギでチョロチョロしていました。



ミドリカミキリも翅を光らせながらウロウロしていました。



ハナムグリはチョウセンヨメナでモゾモゾしていました。（恩賜箱根公園にて）



盆花のミソハギが咲いている水辺で昆虫探しをしました。



アオモンイトトンボ（自信が無いのですが・・）が食事中でした。
(アオではなく、クロイトトンボのようです。）



アオイトトンボでいいのかな。まだ未成熟な個体と思います。



ショウジョウトンボです。体は赤くてもショウジョウトンボは赤とんぼ（アカネトンボ）の仲間ではありません。



ハラビロトンボのメスです。



トンボの眼鏡は水色のシオカラトンボのオスです。



オオシオカラトンボのメスです。かっこいいトンボ。



芦ノ湖から見た箱根山の冠が岳と大涌谷です。大涌谷は相変わらず活発のようですが、他の地域の箱根はとても静かで、虫もいっぱい見ることができました。

タグ：ミドリシジミ ミヤマカラスシジミ

コメント 2

ゼフもいるんですね、ミヤマカラスシジミいいなぁ。
粉を吹いているようにみえるのでクロイトかもしれませんね。

by ぜふ (2015-08-05 23:31) 

ぜふさん
イトトンボの仲間はみんな似ているので難しいです。
なるほど、クロイトトンボで納得です。
ありがとうございました。
by アサギいろ (2015-08-06 21:12)