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冬桜はそっと咲く。第四章【イチモンジセセリ、アカタテハ】 [神奈川県 鎌倉市]

鎌倉市の世界遺産候補の寺院のひとつ瑞泉寺は、いつ行っても何かしらの花が咲いている花の寺です。今回は瑞泉寺で夏から冬の間にチョウ探しをした時の話しです。

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瑞泉寺へ行くには鎌倉市を流れる滑川の支流、二階堂川に架かる通玄橋を渡って行きます。晩秋の頃、川沿いの紅葉がきれいでした。

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通玄橋の欄干は紅葉で飾られていました。秋になると橋の囁きが聞こえます。「皆様。錦秋の世界にようこそ。ここはその入口です。」

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錦秋の世界に行く前に夏の頃の瑞泉寺の話しです。瑞泉寺本堂への道はたくさんのタマアジサイが咲いていました。

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瑞泉寺でサルスベリの花が咲いていました。

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瑞泉寺の古い方の階段は、木漏れ日に溢れていました。鎌倉石でできた急階段を登りました。

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瑞泉寺の山門も木漏れ日に溢れていました。

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瑞泉寺本堂前の夏の庭には芙蓉の花が咲き誇っていました。

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芙蓉の花にイチモンジセセリが吸蜜していました。

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地味なイチモンジセセリも夏を感じる芙蓉の花に止まれば、なぜか鮮やかです。

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背の高いムクゲの花は、夏の青空がお似合いです。

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瑞泉寺の受付前に咲いていたムクゲの花にイチモンジセセリが吸蜜していました。

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瑞泉寺庭園は夢窓疎石が設計しました。やぐら風の大きな穴から涼風が吹いてくるように感じられました。

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夏が終わり初秋の頃となりました。瑞泉寺本堂前の庭はフヨウの変りにシュウメイギクの花が咲き乱れていました。白いシュウメイギクの花です。

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赤いシュウメイギクの花も咲いていました、白い花と赤い花の形が微妙に違うので、写真を撮っていると観光客のおばさまに「花の形が違うけど同じ種類ですか?」と聞かれました。「はい、そうです。」と答えました。

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瑞泉寺は禅寺ですから茶の木が植えられており、初秋の頃、白い花が咲いていました。白い花に赤い蝶が吸蜜していました。

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アカタテハを見つけました。茶の花の蜜は香りがよくてさぞかし美味しいのでしょう。

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瑞泉寺の冬桜は水戸光圀公お手植えだそうですが、その後、幾世代か経ているようです。数輪そっと咲いていました。冬桜はそっと咲く。第四章です。

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少し秋が深まり、小鳥が好きな実のひとつ、千両が赤い実を付けていました。

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瑞泉寺の石灯籠にはハートの模様が刻まれていました。

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さらに秋が深まり瑞泉寺の総門も紅葉に飾られていました。

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紅葉以外にも山茶花の花が総門の屋根を飾っていました。

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立派な紅葉の下で背の高いテイオウダリヤが咲いていました。いよいよ紅葉の名勝、錦屏山瑞泉寺の本領発揮の頃となりました。

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旧階段は紅葉の落ち葉に埋もれていました。

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苔でできた緑のカーペットに色とりどりの落ち葉が模様を作っていました。

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白い大きな椿の花が咲いていました。

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山門は紅葉が真っ盛りでした。

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本堂の裏山も紅葉が真っ盛りでした。

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本堂の裏の紅葉がとてもきれいに色づいていました。

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瑞泉寺の手水所は周りにとけ込むように作られており、お参りに来られる方もなかなか気づきません。秋が真っ盛りの頃は落ち葉に埋もれていました。

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鐘楼の周りも紅葉がきれいです。

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紅葉真っ盛りの山門です。

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さらに秋が深まり、次々と紅葉が色づいては、落葉していました。秋が深まった瑞泉寺山門に夕日が差し、紅葉が光で輝いていました。

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夕日が射す瑞泉寺庭園です。

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まだ紅葉が盛りの頃の本堂と庭園です。

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どこもく地蔵様が安置されている地蔵堂です。入口には大黒様と恵比寿様がおかれていました。地蔵堂脇の紅葉が盛りを迎えていました。

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そして晩秋となった瑞泉寺です。まだ紅葉がきれいでした。

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庭にあるお地蔵様まで紅葉の枝が伸びており、一部は葉を落としていました。「お地蔵様。そろそろ落ち葉の人生となりました。よろしくお救いください。」とお願いしました。

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瑞泉寺にある狸和尚とその仲間と仏様。むじな塚と呼ばれています。むじな塚には、いわれがあるみたいですが、なにか落ち葉に囲まれた狸和尚からはヒソヒソ話しが聞こえてくるようです。

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新春の頃、瑞泉寺の庭に水仙が咲いていました。もうすぐ梅の花が咲き、その馥郁たる香りで瑞泉寺のある紅葉が谷が満たされます。梅の花の香りが終盤になる頃には虫ももぞもぞ動き出す季節となります。
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