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お菊さんの物語(姫路城世界遺産編)【ジャコウアゲハ】 [兵庫県]

世界遺産とチョウがテーマなのにぜんぜん違うじゃんと言われる前に、日本で一番有名な世界遺産、姫路城の話しです。

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平成の大修理が終了した姫路城です。白鷺城の名前のとおり、まぶしい白の大天守が青空に映えます。

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まだ大天守の白い漆喰が汚れないうちに行きたいと思い、念願が叶いました。なかなかたどり着かない大天守への道の途中で十月桜が満開を迎えようとしていました。

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春のある日、神奈川県鎌倉市でジャコウアゲハが飛んでいました。なぜジャコウアゲハが突然登場したかと言えば・・

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姫路城を建てたのは徳川家康の娘婿の池田輝政公です。その池田家の家紋である揚羽蝶が瓦の文様に使われているからです。この巨大な城で西国大名ににらみを利かせていたようです。

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揚羽蝶の瓦の文様は数種類あるようです。

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極め付きは最上階に1箇所だけある逆さ文様の揚羽蝶ですが、なぜ逆さ文様なのかは不明だそうです。逆さ文様の揚羽蝶の瓦は姫路城の最初の展示品として城内の展示コーナーにありました。

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姫路城の上山里という広場に播州皿屋敷で有名なお菊井戸がありました。お菊さんのことは室町時代の頃の話しで、現在の姫路城とは無関係です。しかし夜な夜な美人のお菊さんの幽霊見たさに人が集まり、夜店では「お菊まんじゅう」に「10枚入りお菊せんべい」。お菊せんべいは一枚たりない・・・。おっとこれは落語のネタでした。(お菊の皿)

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姫路城に行く途中に、悲劇のヒロインお菊さんを祀ったお菊神社がありました。ジャコウアゲハのさなぎはお菊さんが縛られた姿に似ているので昔からお菊虫と言われているそうです。

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お菊神社に到着しました。姫路市にあるNPO法人は町おこしにジャコウアゲハを増やそうという取組みをしているそうです。たくさんのチョウに出会えるように願掛けをしました。

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春に地元の河原で見かけたお菊虫ことジャコウアゲハのさなぎです。他のチョウには見られない不思議な形です。

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地元で撮ったきれいなジャコウアゲハです。ちなみに美人のお菊さんのお墓は地元神奈川県平塚市にあります。番町皿屋敷の話しのことですが・・。合掌
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宝の里山【ヤマトシジミ、チャバネセセリ、ツマグロヒョウモン】 [兵庫県]

晩秋の頃、兵庫県に出かける機会がありました。用事が済んだ翌日、宝塚市にあるJR線廃線跡のハイキングコースを歩いてきました。

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阪急電車の宝塚駅に到着しました。ハイキングの後、駅から宝塚をちょっと散歩しました。その話しは後ほど・・・。

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JR線に乗り換えてハイキングコース入口のある駅で降りました。コースの入口にあるトンネルを抜けると川沿いの道に出ました。その道で昆虫を探しながら歩きました。

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たくさんの柿が実っていました。

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廃線沿いの道は桜がたくさん植えられており、春は花見の名所となるそうです。

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秋は紅葉狩りでにぎわっていました。

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線路の枕木の上にヒメツチハンミョウが歩き回っていました。

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カマキリも川辺から下を覗いていました。

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ヤマトシジミが翅を広げていました。今回の目的は瀬戸内地方に亜種がいる翅表が黒いシジミチョウを探すことでしたが、残念ながらいませんでした。目的のシジミチョウの食草、ツメレンゲは既に枯れていました。食草もチョウも絶滅危惧種で里山の宝です。

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チャバネセセリがキクの花で吸蜜していました。

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野葡萄も実を付けていました。

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あかまつ展望台に到着です。山にも登ってみましたが、チョウはいませんでした。

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山からの下り道でリスの像が立っていました。桜守の仕事をしているようです。ここはある一人の桜守りの物語で有名で、里山の環境は市民の手で守られているそうです。

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宝塚の街中に戻りました。遊歩道の花壇でツマグロヒョウモンが羽化していました。

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遊歩道の終点にある宝塚市立手塚治虫記念館に行ってきました。記念館では鉄腕アトムと一緒に写真が撮れるようになっていました。思わずアトムポーズをとってしまいます。

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手塚治虫はオサムシが大好きです。記念館の生命維持装置にはテヅカオサムシが眠っていました。

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手塚少年が虫取りに熱中していたころの宝塚の里山のジオラマです。宝の里山を見に火の鳥のタイムマシンに乗って行きたいな。
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清盛の揚羽蝶【ナミアゲハ】 [兵庫県]

横浜はこの週末、天気が悪いうえ、とてもさむーいんです
これじゃ、とてもじゃないがチョウは飛びません。
週末に計画していたチョウ探しの山登りは中止となりました。
そこで、今日は番外編です。

1KOBEde清盛の揚羽紋.jpg

昨年12月、関西で会合がありました。そのあとは、自由。
そのころ神戸は「平清盛」で盛り上がっていました。
わたしは、清盛のファンなので、神戸で清盛ゆかりの施設巡り。
清盛ゆかりの場所ではイベントショーをやっていました。

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平家の家紋「揚羽蝶」がイベントを盛り上げていました。
とても昆虫とは思えませんが、それはそれで、ちょっと勇ましい。

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でも、ホントの清盛の家紋はこの寺に塚にある丸い揚羽蝶の紋らしい。

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どちらでもチョウ好き親父には「へー。そうなんだ。」と
歴史のロマンに感じ入っていました。

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そのまえの秋、シュウメイギクで吸蜜するナミアゲハです。

6ナミアゲハ、シュメイギク2.jpg

花が少し枯れていますが、アゲハの颯爽とした姿形でご勘弁を・・

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神戸での夜は、雨の中、KOBEルミナリエを見に行きました。

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この電飾はチョウの形かなあ、と、チョウ好き親父のヨコレンボ
タグ:ナミアゲハ
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