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憎まれっ子はかわいい【キタテハ】 [神奈川県 厚木市]

山であっ!ヒョウモンチョウ見っけ。しめしめと思った瞬間、実はキタテハだったなんてよくあることです。
ちょっと残念な思いからキタテハが憎まれっ子に思えてくることありません。私にはよくあることなんです。

八重咲きのドクダミを見つけましたが、薬草にもかかわらず、名前が毒毒しいので嫌われ者です。

キタテハがドクダミで吸蜜していました。私の中では憎まれっ子と嫌われっ子の競演です。

ヒメジョウオンに埋もれて・・・ってユーミンは歌っていますが、ひょうきん者のキタテハがいました。

ムシトリナデシコは虫を磔にするから怖いのですが、チョウの仲間はよく訪れます。キタテハがいました。
でも憎まれても、嫌われてもキタテハは困ったときに現れる本当にいいやつなんです。
何度、このブログはキタテハに助けられたことか・・・

カンゾウの仲間にバッタが顔を覗かせていました。そんなに見るなよといっていました。
バッタはおまけで深い意味はありません。でも眠くてバッタングーしそうです。お休みなさい。


タグ:キタテハ
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幻のギンちゃんは☆になったの【ベニシジミ】 [神奈川県 厚木市]

5月連休と中旬の2回も相模川河川敷でギンイチモンジセセリを探しましたが、見つかりませんでした。
すごーくがっくりです。たぶん遅かったのかもしれません。

河川敷はノイバラが咲いていました。心まで痛かったです。

河川敷にはヒメウラナミジャノメとベニシジミがたくさん飛んでいました。
ヒメウラナミジャノメは可愛げがないのでムシしましたが、ルビーちゃん(ベニシジミのこと)の青☆を探して撮りました。

久しぶりの青☆ルビーはいなせなギンちゃんことギンイチモンジセセリの痛手から救ってくれました。

昨年のベニシジミの記事
http://blog.so-net.ne.jp/asagi-iro/2006-10-26


タグ:ベニシジミ
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青い交通警官【ルリタテハ】 [神奈川県 厚木市]

早朝の春の宮ヶ瀬湖はまだ人影がまばらです。

この日は天気がよかったので、大きなヤマザクラの下で暫しお花見。

少し花盛りは過ぎましたので、風が強く吹くといっぺんに花びらを散らしそうです。

夕方になると交通標識のうえに青い制服のおまわりさんが登場しました。

枯葉色の翅色でカモフラージュ。緊急出動態勢です。

ここは進入禁止。勝手に侵入すると体当たりを食らわすぞ!
夕日がチョウの影を長く伸ばします。

チョウの青い交通警官はいつでも出動OKです。

メジロがヤマザクラの蜜を吸っていました。でもルリタテハとは関係ございません。

昨年のルリタテハの記事
http://blog.so-net.ne.jp/asagi-iro/2006-10-19


タグ:ルリタテハ
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竜神のお使い【スギタニルリシジミ、ルリシジミ】 [神奈川県 厚木市]

丹沢の魅力の一つに沢登りがあります。豊富な水と滝の美しさは人々を魅了しています。

沢からの水は滝となって川に流れ込みますが、滝つぼの周りをちらちらと
青く光りながら小さな小さなシジミチョウが飛んでいることがあります。

ルリシジミよりちょっと濃い灰色の翅色はスギタニルリシジミです。

翅表はなかなか開いてはくれませんでしたが、飛び立つと濃いブルーがちらちらと光ります。

このチョウは滝の中で竜神様の使いよろしく、ちらちらしながら、吸水していました。
カメラが濡れてたいへんでした。でももしかしたら・・・ルリシジミかも知れません。

ルリシジミも春の日差しの中、小さな花に吸蜜に訪れていました。

暖かい日差しにきれいなブルーの翅表を見せてくれました。

丹沢の湿った岩壁にはハルユキノシタがたくさん咲いていました。
でもこの花はスギタニルリシジミと関係ありません。

昨年のスギタニルリシジミの記事
http://blog.so-net.ne.jp/asagi-iro/2006-06-21


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クモの上の存在【クモガタヒョウモン】 [神奈川県 厚木市]

その生物が絶滅あるいは絶滅に近い種類をレッドデータ種といいます。
神奈川県は県立生命の星・地球博物館が中心となり県独自のレッドデータ種を決め、公開しています。チョウ類は2006年改定され、絶滅種、絶滅の危険性が高いものから絶滅危惧ⅠA類、絶滅危惧ⅠB類、絶滅危惧Ⅱ類、準絶滅危惧などに分類されています。
たとえば、今までこのブログで紹介したものに、次の種類があります。
絶滅危惧ⅠA類 ヤマキチョウ 絶滅危惧ⅠB類 ギフチョウ、ヒメシロチョウ
絶滅危惧Ⅱ類  ホソバセセリ、コキマダラセセリ、オオチャバネセセリ、ウラギンヒョウモン、シー            タテハクジャクチョウ
準絶滅危惧   スジボソヤマキチョウ、ミドリシジミ、オオウラギンスジヒョウモン、オオムラサキ           (神奈川県産でないチョウを含みます。)

先週、宮ヶ瀬湖から入った早戸川の林道で、アザミの花で吸蜜をしているヒョウモンチョウを見つけました。メスグロのオスやミドリなど普通にいるヒョウモンチョウと思って撮りましたが、あとで図鑑を見てどうもクモガタヒョウモンではないかと思いました。クモガタヒョウモンは上から2番目、絶滅危惧ⅠB類に該当します。近寄っても逃げない優しい個体でした。珍しい姿を撮らせてくれてありがとうございます。

アザミの花で夢中になって蜜を吸っていました。クモガタヒョウモンのオスです。

きれいに撮ってねって顔をしています。

裏に模様がないのがクモガタヒョウモンの特徴です。ヒョウモンチョウの分類の決め手は翅の裏の模様です。必ず撮るように心がけていますが、ヒョウモンチョウの仲間は翅をいったん開くとなかなか閉じてくれません。

神奈川県から雲の上の存在にならないように、がんばって生き抜いてください。

クモガタヒョウモンのone point
クモガタヒョウモンは大型ヒョウモンチョウの仲間では一番早く、5月上旬に姿を現します。春はしばらくいルそうですが、夏になると夏眠するらしく、しばらく姿を消すそうです。秋になるとまた姿を現して花の蜜を吸うそうです。春のクモガタヒョウモンはまだ見ていません。


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逆さのエイトマン【サカハチチョウ】 [神奈川県 厚木市]

神奈川県には湖がたくさんありますが、箱根芦ノ湖の水を利用する権利は昔から静岡県が持っています。芦ノ湖の水は神奈川県の方向に流れません。(自然災害等を除く)
そこで、相模湖や丹沢湖、そして宮ヶ瀬湖が人造湖として誕生しました。一番新しく誕生した宮ヶ瀬湖はいまでは観光客もたくさん訪れ、とくにクリスマスは日本一大きなツリーを見るためにたくさんの見物客が訪れ、道は大渋滞するほどです。
今回はそんな宮ヶ瀬湖から入りました。
宮ヶ瀬湖の上流、早戸川沿いの河原に小さなタテハチョウがいました。サカハチチョウです。

サカハチチョウは春と夏では翅の模様がまったく違います。夏型は黒が濃く、一見イチモンジチョウを小さくしたような姿です。

八を逆さにつけているからサカハチチョウ。なんて安直な名前でしょう。でもサイボーグが活躍する「8マン」は大好きなアニメでした。(年齢がばれる。)

宮ヶ瀬湖の秋の夕暮れ。古より秋は夕暮れが一番美しいようです。

チョウが少なくなる寂しい季節が訪れました。♪ヒカル湖、ヒカル大空、ヒカル大地・・・・♪

サカハチチョウのone point
サカハチチョウは渓流沿いの花によくいます。かわいらしいので、何気に近づくとあっという間に飛び去ってしまいました。その飛び方はルリタテハ同様のタテハチョウ独特のキュッ、キュッとした飛び方です。でもタテハチョウの習性、元居たところにブーメランのように戻ってきました。


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