南アルプスのチョウたち(その9)【スジボソヤマキチョウ】 [山梨県]
子供のころから図鑑を見ることが大好きで、中でも「信州の蝶」や「山梨の蝶」という図鑑は便利で、
「信州の蝶」は解説に、「山梨の蝶」は本文中に、そのチョウの主な生息地が記載されていますから、
いつも持ち歩いています。
8月の大樺沢から青空が覗いていました。ここは「山梨の蝶」の出番です。
グンナイフウロは南アルプスを代表する花です。
グンナイは郡内という山梨県東部地域のことを言うそうです。
ハクサンフウロは、花の山で有名な白山から名前をもらいました
ミヤマハナシノブの白花種が咲いていました。
クワガタは昆虫界の人気者ですが、花にもクワガタがあります。
ミヤマクワガタが咲いていました。
大樺沢の広場でクガイソウの群落がありました。チョウはクガイソウが大好きです。
よく見ると、やっぱり・・・クガイソウの花にキチョウの仲間が吸蜜していました。
スジボソヤマキチョウです。高原に生息しているチョウですが、大樺沢にもいました。
「信州の蝶」は解説に、「山梨の蝶」は本文中に、そのチョウの主な生息地が記載されていますから、
いつも持ち歩いています。
8月の大樺沢から青空が覗いていました。ここは「山梨の蝶」の出番です。
グンナイフウロは南アルプスを代表する花です。
グンナイは郡内という山梨県東部地域のことを言うそうです。
ハクサンフウロは、花の山で有名な白山から名前をもらいました
ミヤマハナシノブの白花種が咲いていました。
クワガタは昆虫界の人気者ですが、花にもクワガタがあります。
ミヤマクワガタが咲いていました。
大樺沢の広場でクガイソウの群落がありました。チョウはクガイソウが大好きです。
よく見ると、やっぱり・・・クガイソウの花にキチョウの仲間が吸蜜していました。
スジボソヤマキチョウです。高原に生息しているチョウですが、大樺沢にもいました。
タグ:スジボソヤマキチョウ
南アルプスのチョウたち(その8)【キベリタテハ】 [山梨県]
8月の南アルプス北岳の登山は、あわや「来ただけ」になりそうでした。
8月の大樺沢沿いの登山道にはタマガワホトトギスが咲いていました。
もう山は秋の花の季節です。
グンナイフウロは7月よりずっとたくさん咲いていました。
しかし大樺沢は7月と変わらず、ものすごい水量で流れていました。
8月、バットマンの映画が公開されて話題となっていますが、
葉っぱがコウモリの飛んでいる姿に似ている?あるいは
カニの甲羅に似といるともいわれていますが、さて、どっちに似ているかなぁ?
カニコウモリが小さい花を立ち上げていました。
7月の白根御池は、まだ雪が解けたばかりで、サンカヨウがぽつんと白い花を咲かせていましたが・・・。
8月は一面の草原に変わり、その中でエゾシオガマが花をクルクル回転させていました。
(すみません。花は回転しません・・・。)
白根御池からは鳳凰三山が望めます。このあと、にわかに黒雲がかかり、
ちょうどムソルグスキーの「はげ山の一夜」状態となりました。真昼間なのですが・・・・
ダケカンバの根元で大きなチョウが翅を閉じたり開いたりしているのが見えました。
行ってみるとキベリタテハでした。キベリタテハは晩夏に現れるきれいなチョウですが、
翅裏はタテハチョウ独特の炭色の翅で、外側のヘリに黄色い帯があるのでキベリタテハ。
とんでもない場所にいることと、常に翅を開閉していたので、全くいいシーンが撮れずに、ウッッ!
独特の悠々とした飛び方で、サヨナラ、サヨナラ。すごーーーく残念です。(ピンボケですみません。)
このあと、すぐに「はげ山の一夜」が始まり、すごーーくがっくりです。(キベリタテハはいずこ。)
白根御池にクルマユリが咲いていました。慰めのユリです。
8月の大樺沢沿いの登山道にはタマガワホトトギスが咲いていました。
もう山は秋の花の季節です。
グンナイフウロは7月よりずっとたくさん咲いていました。
しかし大樺沢は7月と変わらず、ものすごい水量で流れていました。
8月、バットマンの映画が公開されて話題となっていますが、
葉っぱがコウモリの飛んでいる姿に似ている?あるいは
カニの甲羅に似といるともいわれていますが、さて、どっちに似ているかなぁ?
カニコウモリが小さい花を立ち上げていました。
7月の白根御池は、まだ雪が解けたばかりで、サンカヨウがぽつんと白い花を咲かせていましたが・・・。
8月は一面の草原に変わり、その中でエゾシオガマが花をクルクル回転させていました。
(すみません。花は回転しません・・・。)
白根御池からは鳳凰三山が望めます。このあと、にわかに黒雲がかかり、
ちょうどムソルグスキーの「はげ山の一夜」状態となりました。真昼間なのですが・・・・
ダケカンバの根元で大きなチョウが翅を閉じたり開いたりしているのが見えました。
行ってみるとキベリタテハでした。キベリタテハは晩夏に現れるきれいなチョウですが、
翅裏はタテハチョウ独特の炭色の翅で、外側のヘリに黄色い帯があるのでキベリタテハ。
とんでもない場所にいることと、常に翅を開閉していたので、全くいいシーンが撮れずに、ウッッ!
独特の悠々とした飛び方で、サヨナラ、サヨナラ。すごーーーく残念です。(ピンボケですみません。)
このあと、すぐに「はげ山の一夜」が始まり、すごーーくがっくりです。(キベリタテハはいずこ。)
白根御池にクルマユリが咲いていました。慰めのユリです。
タグ:キベリタテハ
南アルプスのチョウたち(その7)【ベニヒカゲ】 [山梨県]
7月に南アルプス北岳に登りました。しかし残念ながら7月はチョウがそれほど飛んでいませんでしたし、
また山頂付近のチョウはほとんど止まることなく、飛び続けていました。
北岳の夕暮れ
間ノ岳の朝焼け
翅に夕陽や朝焼けを持つ高山蝶のベニヒカゲです。
7月、高山蝶はまったく撮れなかったので、先日、もう一度、南アルプスに再挑戦となりました。
しかし、連日昼過ぎから、ものすごーーい雷鳴と同時に大雨が降り注ぎ、戦意喪失。
衣類はすべてびしょ濡れになり、写真も撮れないことから撤退を余儀なくされました。
そんな中で、北岳の中腹にある白根御池にいたベニヒカゲです。
ベニヒカゲの翅模様はそれぞれの生息地で違うそうです。
私にはよくわかりませんが、このチョウは南アルプス北岳産のベニヒカゲとなります。
高山蝶は8月からだそうですが、高山植物は7月に咲き終わります
8月に同じところに行って気が付きましたが、
7月にあったお花畑は消えて、一面の緑の草波に覆われていました。
7月、たくさんあったコイワカガミは8月になったら咲いていないだろうなぁ。
7月、山頂付近に咲いていたツガザクラも8月には咲いていないだろうなぁ。
7月、山頂付近を鮮やかに彩ったミヤマシオガマです。
8月、大樺沢二俣付近に咲いていましたトモエシオガマです。
花がクルクル回っているように咲いています。
シモツケソウです。花がシモツケという木の花に似ていますが、葉がモミジのような形をしている草です。
8月に大樺沢の登山道沿いに咲いていました。
また山頂付近のチョウはほとんど止まることなく、飛び続けていました。
北岳の夕暮れ
間ノ岳の朝焼け
翅に夕陽や朝焼けを持つ高山蝶のベニヒカゲです。
7月、高山蝶はまったく撮れなかったので、先日、もう一度、南アルプスに再挑戦となりました。
しかし、連日昼過ぎから、ものすごーーい雷鳴と同時に大雨が降り注ぎ、戦意喪失。
衣類はすべてびしょ濡れになり、写真も撮れないことから撤退を余儀なくされました。
そんな中で、北岳の中腹にある白根御池にいたベニヒカゲです。
ベニヒカゲの翅模様はそれぞれの生息地で違うそうです。
私にはよくわかりませんが、このチョウは南アルプス北岳産のベニヒカゲとなります。
高山蝶は8月からだそうですが、高山植物は7月に咲き終わります
8月に同じところに行って気が付きましたが、
7月にあったお花畑は消えて、一面の緑の草波に覆われていました。
7月、たくさんあったコイワカガミは8月になったら咲いていないだろうなぁ。
7月、山頂付近に咲いていたツガザクラも8月には咲いていないだろうなぁ。
7月、山頂付近を鮮やかに彩ったミヤマシオガマです。
8月、大樺沢二俣付近に咲いていましたトモエシオガマです。
花がクルクル回っているように咲いています。
シモツケソウです。花がシモツケという木の花に似ていますが、葉がモミジのような形をしている草です。
8月に大樺沢の登山道沿いに咲いていました。
タグ:ベニヒカゲ
ムラサキの天敵【オオムラサキ】 [山梨県]
7月下旬、久しぶりに北杜市にあるオオムラサキセンターに行きました。
残念ながら、時期が遅く、ヒバリウムの中のオスの翅はボロボロで、また
いつもの昆虫酒場は、樹液のお酒が干上がっていて、昆虫は寄り付いていませんでした。
野外の大きなクヌギの木にいたオオムラサキのオスですが、あまりに遠かったので、
こんな写真しか撮れませんでした。チョウのブログなのに、残念です。
メスはオオムラサキセンターの中でも元気でした。堂々とした体格ですが、翅は青く輝きません。
メスが元気なので、卵をたくさん産んでいました。
オオムラサキの卵はエノキの葉の裏にありました。
特徴ある角を持った幼虫がいました。オオムラサキは1年に1回しか成虫に羽化しません。
幼虫で冷たい冬を越します。この幼虫は終齢幼虫で、もうすぐ蛹になります。
蛹は葉の裏に葉の色でぶら下がっていました。葉の色と同じなので、探すのがたいへんです。
紫色の花の代表はキキョウですが、花の上でシオヤアブがハマムグリの仲間を食べていました。
オオムラサキの卵も幼虫も蛹も、きれいな成虫になるまで、天敵に負けずに育ってください。
残念ながら、時期が遅く、ヒバリウムの中のオスの翅はボロボロで、また
いつもの昆虫酒場は、樹液のお酒が干上がっていて、昆虫は寄り付いていませんでした。
野外の大きなクヌギの木にいたオオムラサキのオスですが、あまりに遠かったので、
こんな写真しか撮れませんでした。チョウのブログなのに、残念です。
メスはオオムラサキセンターの中でも元気でした。堂々とした体格ですが、翅は青く輝きません。
メスが元気なので、卵をたくさん産んでいました。
オオムラサキの卵はエノキの葉の裏にありました。
特徴ある角を持った幼虫がいました。オオムラサキは1年に1回しか成虫に羽化しません。
幼虫で冷たい冬を越します。この幼虫は終齢幼虫で、もうすぐ蛹になります。
蛹は葉の裏に葉の色でぶら下がっていました。葉の色と同じなので、探すのがたいへんです。
紫色の花の代表はキキョウですが、花の上でシオヤアブがハマムグリの仲間を食べていました。
オオムラサキの卵も幼虫も蛹も、きれいな成虫になるまで、天敵に負けずに育ってください。
タグ:オオムラサキ
星のチョウたちはいずこに【ヤマトスジグロシロチョウ】 [山梨県]
神奈川県内では、幻の星のチョウ「ホシチャバネセセリ」「ホシミスジ」を探しに山に行きました。
でも、残念ながらいませんでした。かわいい「ヒメシロチョウ」もいませんでした。
高指山は神奈川県と山梨県との県境の山です。
かやとの山頂から山中湖は見えましたが、富士山は見えませんでした。
高指山にはヒオウギが咲いていました。背の高い花だったので、風に揺れてジャスピンが難しい・・・
富士山と言えばこの植物。火山灰でじゃりじゃりのザレ場にはオンタデが咲いていました。
ヒメシロチョウをずっと探していましたが、見かけたシロチョウの仲間は、
すべてに翅の基部のところに黄色の模様がありました・・・
このチョウはヤマトスジグロシロチョウです。残念ながらヒメシロチョウはまったくいませんでした。
時間帯がよくなかったのかなぁ・・。ヒメシロチョウはどこに・・・
ヒメシロチョウの幼虫の食草「ツルフジバカマ」が咲いていました。
だから、ヒメシロチョウがいても不思議ではないのですが・・・
ホシミスジの幼虫の食草「シモツケ」もありました。
ホシミスジがいても不思議ではないのですが・・・
昔のエゾスジグロシロチョウは、北海道にいるエゾスジグロシロチョウと北海道の一部と本州以南にいるヤマトスジグロシロチョウに分かれました。このチョウはヒメシロチョウのように小さかったので、ヤマトスジグロシロチョウと思います。
でも、残念ながらいませんでした。かわいい「ヒメシロチョウ」もいませんでした。
高指山は神奈川県と山梨県との県境の山です。
かやとの山頂から山中湖は見えましたが、富士山は見えませんでした。
高指山にはヒオウギが咲いていました。背の高い花だったので、風に揺れてジャスピンが難しい・・・
富士山と言えばこの植物。火山灰でじゃりじゃりのザレ場にはオンタデが咲いていました。
ヒメシロチョウをずっと探していましたが、見かけたシロチョウの仲間は、
すべてに翅の基部のところに黄色の模様がありました・・・
このチョウはヤマトスジグロシロチョウです。残念ながらヒメシロチョウはまったくいませんでした。
時間帯がよくなかったのかなぁ・・。ヒメシロチョウはどこに・・・
ヒメシロチョウの幼虫の食草「ツルフジバカマ」が咲いていました。
だから、ヒメシロチョウがいても不思議ではないのですが・・・
ホシミスジの幼虫の食草「シモツケ」もありました。
ホシミスジがいても不思議ではないのですが・・・
昔のエゾスジグロシロチョウは、北海道にいるエゾスジグロシロチョウと北海道の一部と本州以南にいるヤマトスジグロシロチョウに分かれました。このチョウはヒメシロチョウのように小さかったので、ヤマトスジグロシロチョウと思います。
タグ:ヤマトスジグロシロチョウ
ある日、森の中、くまさんに【ジャノメチョウ、ヒメキマダラヒカゲ】 [山梨県]
神奈川県と山梨県の県境尾根の山に幻の星のチョウを探しに出かけて来ました。
残念ながら星のチョウはいませんでしたが、幻の動物に出っ食わしました。
クサイチゴは、木イチゴの仲間で、ちょっとに口に苦味が残りますが、
食べておいしかったです。森のクマさんも喜ぶだろうなぁ・・・
ナワシロイチゴも、木イチゴの仲間で、これまたおいしかったです。
森のクマさんはこんなおいしいものを食べているのかなぁ・・・
森と草原の境目にジャノメチョウがいました。敏感ですぐに森に逃げてしまします。
残念ながらいつも逃げられ、まともな写真が撮れませんでした。
草原から入った森の中には、ヒメキマダラヒカゲがいました。
このチョウは鈍感であまり人をおそれませんでしたが、暗い森の中での撮影なので、
フラッシュを付けていない写真は、みんなブレブレのピンぼけでした。
森の中には、親子連れのツキノワグマがいて、出っ食わしてしましました。
こういう時は、たぶんクマが何かに夢中になって警戒心が薄くなっている時でしょう。
おいおい!人がいるよ!!と教えてあげました。
クマが立ち去った後には、シロアリの巣を壊した跡が散乱していました。
おいしいイチゴなのに食べてはいないようでした。
(イチゴはブナ林にはありません。クマはブナ林にいました。)
残念ながら星のチョウはいませんでしたが、幻の動物に出っ食わしました。
クサイチゴは、木イチゴの仲間で、ちょっとに口に苦味が残りますが、
食べておいしかったです。森のクマさんも喜ぶだろうなぁ・・・
ナワシロイチゴも、木イチゴの仲間で、これまたおいしかったです。
森のクマさんはこんなおいしいものを食べているのかなぁ・・・
森と草原の境目にジャノメチョウがいました。敏感ですぐに森に逃げてしまします。
残念ながらいつも逃げられ、まともな写真が撮れませんでした。
草原から入った森の中には、ヒメキマダラヒカゲがいました。
このチョウは鈍感であまり人をおそれませんでしたが、暗い森の中での撮影なので、
フラッシュを付けていない写真は、みんなブレブレのピンぼけでした。
森の中には、親子連れのツキノワグマがいて、出っ食わしてしましました。
こういう時は、たぶんクマが何かに夢中になって警戒心が薄くなっている時でしょう。
おいおい!人がいるよ!!と教えてあげました。
クマが立ち去った後には、シロアリの巣を壊した跡が散乱していました。
おいしいイチゴなのに食べてはいないようでした。
(イチゴはブナ林にはありません。クマはブナ林にいました。)
消えていくホッシー仲間【ウラギンスジヒョウモン】 [山梨県]
神奈川県では神奈川県立生命の星地球博物館が中心となって、
生物のレッドデータを作成しました。
その中で、特に草原を住み家とするチョウたちの存亡が
とてもとても危ういようです。
今回は山梨県との県境尾根に生息するチョウたちをたずねました。
午後から夕立があるかも・・という天気だったので、
富士山の女神さまはとても機嫌が悪いようです。
山中湖まで霞んできました。
富士山周辺の植物の紹介です。ヤマオダマキはとても小さく咲いていました。
ナデシコはいたるところに咲いていました。
花はなんか弱弱しそうですが、たくさん咲いているところから
〇〇女性のように生命力は強いと思います。(長寿世界一!!)
シデシャジンは不思議な花ですが、キキョウの仲間です。
明神山の山頂にはウラギンスジヒョウモンが行きかっていました。
このチョウはコンクリートに浸みこんだ水分を吸っていました。
このチョウは人を恐れなかったので、たくさんの写真を
撮らさせていただきました。
このチョウは人懐こいので、私の携帯ストラップのホッシー(ベイスターズのキャラ)と
マリン(マリノスのキャラ)にキスの挨拶をしていました。
このルートは神奈川県内のほかの地域ではすでに絶滅してしまったチョウに
あえるかも知れないところです。
ホシミスジ、ホシチャバネセセリ、そして弱弱しい(ベイスターズとマリノスのよう)
ヒメシロチョウ等です。さて、これら消えていく星のチョウたちに逢えたのかなぁ。
お楽しみに・・・。
神奈川県レッドデータ
ウラギンスジヒョウモン 絶滅危惧ⅠB類
生物のレッドデータを作成しました。
その中で、特に草原を住み家とするチョウたちの存亡が
とてもとても危ういようです。
今回は山梨県との県境尾根に生息するチョウたちをたずねました。
午後から夕立があるかも・・という天気だったので、
富士山の女神さまはとても機嫌が悪いようです。
山中湖まで霞んできました。
富士山周辺の植物の紹介です。ヤマオダマキはとても小さく咲いていました。
ナデシコはいたるところに咲いていました。
花はなんか弱弱しそうですが、たくさん咲いているところから
〇〇女性のように生命力は強いと思います。(長寿世界一!!)
シデシャジンは不思議な花ですが、キキョウの仲間です。
明神山の山頂にはウラギンスジヒョウモンが行きかっていました。
このチョウはコンクリートに浸みこんだ水分を吸っていました。
このチョウは人を恐れなかったので、たくさんの写真を
撮らさせていただきました。
このチョウは人懐こいので、私の携帯ストラップのホッシー(ベイスターズのキャラ)と
マリン(マリノスのキャラ)にキスの挨拶をしていました。
このルートは神奈川県内のほかの地域ではすでに絶滅してしまったチョウに
あえるかも知れないところです。
ホシミスジ、ホシチャバネセセリ、そして弱弱しい(ベイスターズとマリノスのよう)
ヒメシロチョウ等です。さて、これら消えていく星のチョウたちに逢えたのかなぁ。
お楽しみに・・・。
神奈川県レッドデータ
ウラギンスジヒョウモン 絶滅危惧ⅠB類
タグ:ウラギンスジヒョウモン
南アルプスのチョウたち(その6)【フタスジチョウ、ミスジチョウ】 [山梨県]
南アルプスにある北岳は日本で2番目に高い山です。
北岳から見た富士山です。頭を雲の上に出し、北岳も見下ろしています。
ダントツで標高日本一の山です。
北岳は標高日本第二位ですが、チョウにもナンバー2がいます。
フタスジチョウです。広河原の渓流で吸水していました。
翅を広げると「二」本線。それでフタスジチョウ。
標高第二位の北岳登頂おめでとう。私が第二位のチョウです・・・と
まるで祝福してくれているようでした。
広河原の林道沿いにはノリウツギが咲いていました。
林道沿いの木の上で、侵入者を見張っているチョウがいました。
ミスジチョウです。侵入したら許さん!と今にも飛び出しそうです。
ところが・・・別の渓流沿いの木陰に隠れて、他のミスジチョウが愛をささやいていました。
北岳にクロユリが咲いていました。クロユリの花言葉は・・
恋 呪い 復讐・・・・・・
北岳から見た富士山です。頭を雲の上に出し、北岳も見下ろしています。
ダントツで標高日本一の山です。
北岳は標高日本第二位ですが、チョウにもナンバー2がいます。
フタスジチョウです。広河原の渓流で吸水していました。
翅を広げると「二」本線。それでフタスジチョウ。
標高第二位の北岳登頂おめでとう。私が第二位のチョウです・・・と
まるで祝福してくれているようでした。
広河原の林道沿いにはノリウツギが咲いていました。
林道沿いの木の上で、侵入者を見張っているチョウがいました。
ミスジチョウです。侵入したら許さん!と今にも飛び出しそうです。
ところが・・・別の渓流沿いの木陰に隠れて、他のミスジチョウが愛をささやいていました。
北岳にクロユリが咲いていました。クロユリの花言葉は・・
恋 呪い 復讐・・・・・・
南アルプスのチョウたち(その5)【ヤマトスジグロシロチョウ】 [山梨県]
北岳は広河原から登ります。広河原は大樺沢と野呂川が合流する文字通り
広い河原で、南アルプスの上高地ってところでしょうか。
広河原からは北岳が望めます。Y字状に雪が残っている谷が大樺沢雪渓です。
私には雪形が鹿に見えますが、さてさてあなたには・・・?
雪解け水で水量豊富な大樺沢です。北岳に登るにはこの沢沿いをしばらく進みます。
ところどころに樹林に生える花たちが迎えてくれます。
6枚の葉が輪生するクルマバソウもそのひとつです。
ナデシコの仲間のセンジュガンピは谷間に咲く、白い清楚な花です。
同じく渓流沿いに咲く、ホソバキリンソウにエゾスジグロシロチョウが
吸蜜に訪れていました。
クガイソウはチョウたちに好まれる花のベスト3のひとつでしょう。
クガイソウの咲いているところにいれば、必ずチョウが見れますヨ。
(あくまで個人的な感想ですが・・・・。)
エゾスジグロシロチョウとスジグロシロチョウに見分け方は?
「山梨の蝶」で調べたところ、南アルプスの標高の高いところにいる
スジグロシロチョウの仲間は、エゾスジグロシロチョウであると書いてありました。
白根御池では恋のバトルを繰り広げていました。
シロチョウの仲間の恋は、白い清楚な姿に似ず、激しく情熱的です。
広い河原で、南アルプスの上高地ってところでしょうか。
広河原からは北岳が望めます。Y字状に雪が残っている谷が大樺沢雪渓です。
私には雪形が鹿に見えますが、さてさてあなたには・・・?
雪解け水で水量豊富な大樺沢です。北岳に登るにはこの沢沿いをしばらく進みます。
ところどころに樹林に生える花たちが迎えてくれます。
6枚の葉が輪生するクルマバソウもそのひとつです。
ナデシコの仲間のセンジュガンピは谷間に咲く、白い清楚な花です。
同じく渓流沿いに咲く、ホソバキリンソウにエゾスジグロシロチョウが
吸蜜に訪れていました。
クガイソウはチョウたちに好まれる花のベスト3のひとつでしょう。
クガイソウの咲いているところにいれば、必ずチョウが見れますヨ。
(あくまで個人的な感想ですが・・・・。)
エゾスジグロシロチョウとスジグロシロチョウに見分け方は?
「山梨の蝶」で調べたところ、南アルプスの標高の高いところにいる
スジグロシロチョウの仲間は、エゾスジグロシロチョウであると書いてありました。
白根御池では恋のバトルを繰り広げていました。
シロチョウの仲間の恋は、白い清楚な姿に似ず、激しく情熱的です。
タグ:ヤマトスジグロシロチョウ
南アルプスのチョウたち(その4)【クジャクチョウ】 [山梨県]
北岳から肩の小屋を経由して白根御池までの間に撮ったお花畑の写真です。
次から次に花が咲いていたので、撮影に時間がかかり、広河原についたのは、
最終バスの発車時刻ギリギリとなってしまいました。
北岳がビックに見えます。肩の小屋を過ぎてもずっとお花畑が続きます。
森林限界を過ぎて、すぐのところにミネザクラが咲いていました。
7月中旬なのに、山にはまだ春の花が咲いています。
ヤツガタケタンポポは、南アルプスと八ヶ岳の特産種ですが、
この写真のタンポポがヤツガタケタンポポかどうかはわかりません。
ハクサンチドリは、ランの仲間です。
シナノキンバイは、キンポウゲの仲間の大きな花です。
草すべりという急斜面の道をつづら折りに降りました。
シナノキンバイやミヤマキンポウゲなどのお花畑が、次から次に現れました。
ナナカマドにクジャクチョウがいました。逃げずに撮影に付き合ってくれました。
広河原にいたクジャクチョウです。派手な目玉模様が特徴です。
ミヤマハナシノブは北岳と北アルプスの白馬岳にしかないそうです。
ネーミングもさることながら、花も清楚できれいです。
白根御池に着くと立派な山小屋が建っていました。
ここから広河原までは樹林帯の道を急降下です。
次から次に花が咲いていたので、撮影に時間がかかり、広河原についたのは、
最終バスの発車時刻ギリギリとなってしまいました。
北岳がビックに見えます。肩の小屋を過ぎてもずっとお花畑が続きます。
森林限界を過ぎて、すぐのところにミネザクラが咲いていました。
7月中旬なのに、山にはまだ春の花が咲いています。
ヤツガタケタンポポは、南アルプスと八ヶ岳の特産種ですが、
この写真のタンポポがヤツガタケタンポポかどうかはわかりません。
ハクサンチドリは、ランの仲間です。
シナノキンバイは、キンポウゲの仲間の大きな花です。
草すべりという急斜面の道をつづら折りに降りました。
シナノキンバイやミヤマキンポウゲなどのお花畑が、次から次に現れました。
ナナカマドにクジャクチョウがいました。逃げずに撮影に付き合ってくれました。
広河原にいたクジャクチョウです。派手な目玉模様が特徴です。
ミヤマハナシノブは北岳と北アルプスの白馬岳にしかないそうです。
ネーミングもさることながら、花も清楚できれいです。
白根御池に着くと立派な山小屋が建っていました。
ここから広河原までは樹林帯の道を急降下です。
タグ:クジャクチョウ