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美女競演【スジグロシロチョウ】 [東京都]

サクラは一重咲きのソメイヨシノが散って、豪華な花が咲く八重咲きのサクラの仲間たちの競演となりました。

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いつもの高尾山の麓にあるサクラの園に行ってきました。ここは色々な八重咲き桜が楽しめるところです。大勢の方が足早にサクラの園の方に急ぎますが、入口にある恐竜時代の生き残りのメタセコイヤも芽吹き始めていました。

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一重咲きのサクラですが、ヤマザクラもちょうど花盛りでした。

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豪華な桜花が楽しめる御車返しが満開を迎えようとしています。御所の貴族に謂れがあるそうなので、勝手に「桜小町」と……。

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青空を背景に白く大きな白妙桜が、妙なる調べを奏で、

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童謡「ちょうちょ」に登場するシロチョウの仲間スジグロシロチョウが踊るようにサクラの周りを飛び回っていました。

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絶世の美女「楊貴妃」から名が付けられた楊貴妃桜が、ほろ酔いの眠りから目を覚ましました。

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所は変わって、小田原にある花の寺では、ハナカイドウが豪華に咲いていました。

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ハナカイドウのピンク色の花は可愛くほろ酔いした楊貴妃の様とされているようです。でもサクラの楊貴妃もきれいでした。

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隣では御衣黄桜が控えめで、近づくとハッとする美少年のように咲いていました。

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お寺の飼い猫が現れて「おはよう。どちらの楊貴妃が好き?」と伸びー。

桜大福.jpg

サクラの園で、お土産に桜大福と桜餅を買って帰りました。桜大福はおすすめです。
(色気より食い気です。)
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犬転びの春【アサギマダラ】 [東京都]

いつもの春。毎回、犬がすっ転んでいますが、見つけるとうれしいこと。

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4月にもかかわらず箱根では雪が降ったため、アセビの花が凍っていました。

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環境省箱根ビジターセンターの周囲のサクラが咲き出しました。標高750mくらい。遅い春です。

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フジザクラの可愛い花。

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そしていつものさくらの園のサクラ。

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たぶん犬が笑い転げていますが、キジョランの葉の裏をめくって探しました。
早春のアサギマダラの幼虫です。

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地元のサクラはもう葉が出ています。

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小田原城の夜桜を楽しめるのももう終わり。

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もうすぐ南の島からアサギマダラが海を越える季節となります。。(5月ですが。)
夕方遅く、長崎の五島列島でアサギマダラが盛んに吸蜜していました。(9月ですが。)
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スギのこ、ウメのこ、おきなさい。【テングチョウ、キタテハ】 [東京都]

いつものように、長い眠りについていました。

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いつもの高尾山に続く道沿いにある梅園は春らんまん。ウメの香りに誘われてついつい。

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これこれ、のこのこ起きなさい。

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杉林の小川には、仲良くニリンソウが咲いていました。

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岸辺のハナネコノメが「早くしないといなくなってしまうよ。」囁きかけます。(ネコハナノメは、ネコが好きなので、間違えました。ハナネコノメに訂正します。)

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春は別れの季節でもあります。ハナネコノメの白いかごにつめて祈るにゃ〜。
「おしあわせに」

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早春の「アオイスミレ」が、ど根性の岸辺で咲き、

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「アズマイチゲ」の花粉にまみれて、小さな虫がモゾモゾと動いていました。

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ガの仲間のイカリモンガは「ユリワサビ」で吸蜜し、

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春の陽を浴びてキタテハが翅を広げ、

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負けずにテングチョウも石の上でご開帳していました。

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テングチョウの春のエネルギーは満開のウメ蜜です。

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春色の電車に乗って、そろそろ帰りの時間です。
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ひっつきたい。ひっそりと、【アサギマダラ、ヤマトシジミ、キタテハ】 [東京都]

曇り空の中、高雄駅近くのサクラの園に久しぶりに行ってきました。

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初秋のサクラの園はひっそりと静まりかえっていました。

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ホントはアサギマダラがいないかなあーと思っていたのですが、やはりいませんでした。
(写真は別の場所にいたアサギマダラです。)

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アサギマダラの食草、キジョランは繭を作って、鬼女が飛び出す機会を窺っていました。

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風の中に枯れ葉舞い散る音が聞こえます。

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ヤマトシジミが引っ付きむしに引っ付いていました。

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ヌスビトハギは引っ付くとはがすのがたいへんです。

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キタテハがセンダングサで吸蜜していました。センダングサも引っ付きむしです。
今回は3種類の引っ付きむしでまとめました。

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ツリフネソウはサクラの園の「釣船草コース」にたくさん咲いていて、

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サクラの園なので、秋の夕暮れに十月桜が小さく咲いていました。

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十月桜のようにひっそりと復活しました。
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回る御殿様【ダイミョウセセリ】 [東京都]

先日、酒飲み会でいわれた。「回りくどい」「地元がねーじゃん。」「ムシブロはどこへいった。」反省します。そこで今回からシンプルに・・・ヘンシン

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いつもの裏高尾を歩いてきました。散歩道の入口にはユキノシタが咲いていました。

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裏高尾の散歩道は深緑に衣替えをしていました。

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渓流の河原には大きなヤブデマリの木があり、花を咲かせていました。

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仲良く並んだヤブデマリの花。ヤブデマリ三兄弟。

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散歩道にハートのカメムシことエサキモンツキカメムシが飛んで来ました。
なんかいいことあるような気がしました。ラッキー!!

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ヤマボウシの花も咲いていました。

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てるてる坊主のような花。「御坊様。今日も暑すぎます。6月というのに連日30度越えでございます。」アカハナカミキリは「あらどうしましょう。」とアチコチ、ウロウロ。

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ダイミョウセセリ(御殿様)も吸蜜していました。

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やがて御殿様は翅を広げてかくれんぼ。

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御殿様は所を変えてひと休みしていました。
このブログもひと休みしましたが、回りくどいのは相変わらずとなってしまいました。
御殿様のお出ましの回でも回りくどくて、反省・・回る御殿様。

でも、次回以降もこのスタイルでいきましょう。
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春はいっしゅんの出来事【ルリシジミ、スギタニルリシジミ】 [東京都]

今回も高尾山周辺の出来事の総まとめです。一部は前回より時間を遡り、さらにランダムなので、ご勘弁を・・

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高尾にあるサクラの園にあるカツラの木が新緑の時期を迎えてました。

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その頃はなかなかチョウが飛んでなくて、いつもの林道は行っても行ってもテングチョウばかり。
そんなとき出会ったルリシジミは、とてもうれしかったです。

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サクラの園の大きなサンシュユの木は一瞬の花盛りでした。

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高雄山に登る林道の入り口には、その名もタカオスミレの大きな株が咲いていました。

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その頃のサクラの園はシダレザクラが満開でした。風よ、止まれ。

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タカオスミレは、このヒカゲスミレの変種です。

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サクラの園の稜線はヤマザクラが青空をバックに両手を広げていました、

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ヤマザクラの木を離れ、出口に向かう坂道にはスミレのお姫様「ヒナスミレ」が咲いていました。

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高雄山ヘ行く道の途中、スミレのお姫様が風に揺れていました。風よ、止まれ。

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カエデの花が咲いていました。

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ナガハノスミレサイシンの三姉妹です。三人一緒にユ〜ラユラ。

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スギタニルリシジミにはなかなかお目にかかれませんでした。今年は裏年なのでしょう。

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春、いっしゅんの紅葉。
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チョウがチラホラ、サクラもチラホラ。【ツマキチョウ】 [東京都]

高雄駅近くにあるサクラの園にイリビタリなのですが、人混みで混雑する里桜が咲く頃は避けていました。
里桜がそろそろ終わる頃、人が少なくなるかなあと思い出かけることにしました。

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さすがに満開の時期を過ぎるとサクラの園のてっぺん付近は、散り桜の花びらで、豪華なサクラ色のじゅうたんが敷かれていました。

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今回は豪華な里桜の響宴です。まずは兼六園に咲くと言われている「ケンロクエンクマガイ」です。

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石川県の地名が付くサクラにはもう一つ豪華な花。「ハクサンオオテマリ」は大好きなサクラです。

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上品な「フクロクジュ」はサクラ山の入り口付近を飾っていました。

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閉園時間のお知らせの中、あわてて撮った「フゲンゾウ」の象の牙ようなめしべ。

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「イチハシトラノオ」は虎の尾のように花が咲くため・・・???

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「ホタテ」の花が花びらの帆を立てて風を受けます。でも船のように進むことはございません。

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この日はお天気がイマイチでチョウがチラホラしか飛んでいませんでした。
サクラに絡むチョウを撮りたかったのに・・
このツマキチョウも遠くをうろちょろ。

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サクラの園のツマキチョウがあまりに遠かったので、同じ時期、別の場所で撮影したツマキチョウを一枚。

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シダレザクラは名残りの花がチラホラ、サクラの季節の終わりを告げていました。
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正直な銀ちゃん【ギンイチモンジセセリ】 [東京都]

背の低い草原を不器用でもけなげに飛んでいるギンイチモンジセセリは大好きなチョウの一つです。

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ハナミズキが満開となりました。

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いつもの多摩川の河原に出かけました。

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河原にはサナエトンボの仲間が静止していました。
寒さから動きが鈍く、接写しようと近づいても平気です。
サナエトンボの仲間は特徴に乏しく種は分かりませんでした。

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河原には相変わらずギンイチモンジセセリが生息していました。
私は正直者の銀ちゃんと心の中では思っています。

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ギンイチモンジセセリは飛び方が弱々しいのですが、なかなか止まってくれません。

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いつものところにいるギンイチモンジセセリが、ずーっとこの場所で無事に生息できることを願わずにはいられません。

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ノンキ者のツバメシジミが翅を開いてひなたぼっこ。

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園芸種だった薄青いハナニラも野生化していました。

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種類は分かりませんが、ワスレナグサの仲間の多くが帰化植物だそうです。

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帰化植物のヘラオオバコ。河原は外来種ばかりですが、在来種の正直者の銀ちゃん頑張れ。
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新緑に包まれて【ミヤマセセリ】 [東京都]

高尾山の麓にある林道脇の渓流はまさに新緑の季節を迎えました。

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新緑に包まれて、チョウ探しの旅に出発です。

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渓流脇のニリンソウはキラキラに包まれていました。

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ニリンソウの中には緑色の花が咲いているものがありました。
ミドリニリンソウというそうです。
いつもこの林道で植物観察をされている方から教わりました。
その他のミドリイロの仲間を紹介します。

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コチャルメラソウが水面に写って踊っていました。

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おかしな形のコチャルメラソウの花。素朴で可愛いです。

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頭でっかちのシュンランはピント合わせが難しい。

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緑の季節はまだまだあります。ミドリ色のミミガタテンナンショウです。

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白花が咲いていますが、三つ葉がきれいなシロバナエンレイソウです。

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この林道では、まだ観かけることができなかったミヤマセセリを別の場所で見かけました。

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いつものところでも早くミヤマセセリが飛ばないかな〜〜。
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どこかに行ってしまいたい。【ルリシジミ】 [東京都]

この日の天気は、時々雨の予報ですが、高雄山麓の林道を一日中歩き回りました。
春の花は咲きそろっていましたが、昆虫は全く飛んでいませんでした。

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林道脇の林の所々には、立派なダンコウバイの木があって、
よい香りがする黄色い小さな花を咲かせていました。

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渓流の岸辺には、ニリンソウの群落が水際を彩ります。

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ニリンソウ以外に、白い大きな花が咲いていました。
ニリンソウに似ていますが、イチリンソウのようです。

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雪解けが遅かったせいか、イチゲの仲間も咲いていました。
この林道でよく植物観察をされている方から教えていただきました。
葉の形からキクザキイチゲかな???

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お昼過ぎ、林道の日溜まりにルリシジミが止まっていました。

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そこに別のオスが飛んできました。

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縄張り争いのようです。

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2頭は追いつ追われつ、どこかに行ってしまいました。

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スギの額縁からは新緑の樹木が一幅の絵画のように見えました。

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夕暮れ、天候不順のこの日のチョウはこの一頭だけ。
くやしくて、このまま特急列車に乗って、どこかに行ってしまいたい。
タグ:ルリシジミ
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