始まりのちょうちょ【スジグロシロチョウ】 [神奈川県 相模原市]
もうすぐ夏ですが、季節はさかのぼって一気に春爛漫に戻ります。
新しく指定都市になった相模原市緑区の篠原の里に行ってきました。
大きなソメイヨシノが満開で、その周りをたくさんのチョウが飛んでいました。
散歩中にお会いした地元の老婦人が自慢されていたハナモモも満開です。
楽しませていただいき、感謝、感謝
サクラを見ると、思わず口ずさむ「ちょうちょ」の歌
ちょうちょ好きは、サクラに遊ぶチョウが大好きです。
次から次へと入れかわり、立ち替わり・・・
スジグロシロチョウがサクラの蜜を吸っていました。
なんかいい日の里山でした。
新しく指定都市になった相模原市緑区の篠原の里に行ってきました。
大きなソメイヨシノが満開で、その周りをたくさんのチョウが飛んでいました。
散歩中にお会いした地元の老婦人が自慢されていたハナモモも満開です。
楽しませていただいき、感謝、感謝
サクラを見ると、思わず口ずさむ「ちょうちょ」の歌
ちょうちょ好きは、サクラに遊ぶチョウが大好きです。
次から次へと入れかわり、立ち替わり・・・
スジグロシロチョウがサクラの蜜を吸っていました。
なんかいい日の里山でした。
タグ:スジグロシロチョウ
早春の青、黄、赤【ルリタテハ・キタテハ・アカタテハ】 [神奈川県 相模原市]
3月に怪我をしてしまいましたが、その前に相模湖に行ってきました。その時のチョウです。
夕方近くになるとルリタテハを見かけます。縄張りを張っているとあまりヒトを恐れません。
ルリ色の翅は夕日を受けてよく輝きます。
4月半ば過ぎ、夕方の登山道の薄暗い道を歩いているとちょっと不気味な花たちに出くわします。
テンナンショウやウラシマソウなどのサトイモの仲間の花です。
サトイモの仲間の代表選手は「尾瀬の湿原に咲くミズバショウ」ですが・・・・
この花は、ホソバテンナンショウと思いますが、かわいいと思うあなたは多分爬虫類好き・・・・・
ミミガタテンナンショウです。サトイモの仲間は仏炎包という花を咲かせます。また、仏炎包の中の棒のように見えるものは実をつける花で、チョウは来ることはありませんが、ハエの仲間による虫媒花です。
キタテハは朝方に見つけました。冬を越し、翅はボロボロでしたが、まだまだ元気です。
翅を開くと青い星・・・・は、擦れて白く抜けていました。
アカタテハは4月の昼近くに裏高尾で見つけましたが、飛んで逃げました。残念・・・また来ないかなぁ。
ウラシマソウの仏炎包がまるで釣り糸を立てて、虫が来ないかなぁと釣りを楽しんで?いるようでした。
夕方近くになるとルリタテハを見かけます。縄張りを張っているとあまりヒトを恐れません。
ルリ色の翅は夕日を受けてよく輝きます。
4月半ば過ぎ、夕方の登山道の薄暗い道を歩いているとちょっと不気味な花たちに出くわします。
テンナンショウやウラシマソウなどのサトイモの仲間の花です。
サトイモの仲間の代表選手は「尾瀬の湿原に咲くミズバショウ」ですが・・・・
この花は、ホソバテンナンショウと思いますが、かわいいと思うあなたは多分爬虫類好き・・・・・
ミミガタテンナンショウです。サトイモの仲間は仏炎包という花を咲かせます。また、仏炎包の中の棒のように見えるものは実をつける花で、チョウは来ることはありませんが、ハエの仲間による虫媒花です。
キタテハは朝方に見つけました。冬を越し、翅はボロボロでしたが、まだまだ元気です。
翅を開くと青い星・・・・は、擦れて白く抜けていました。
アカタテハは4月の昼近くに裏高尾で見つけましたが、飛んで逃げました。残念・・・また来ないかなぁ。
ウラシマソウの仏炎包がまるで釣り糸を立てて、虫が来ないかなぁと釣りを楽しんで?いるようでした。
せっかく春が飛んできたのですが・・【テングチョウ】 [神奈川県 相模原市]
サクラが蕾の3月中旬。相模湖に行きました。
相模湖を周囲はまだ冬の景色です。
湖岸に沿って小道が通っています。相模湖は交通の要所で車の往来が激しいのですが、ここは静かです。
日の当たる所にオオイヌノフグリが咲いていて、そこにはテングチョウが訪れていました。
成虫のまま越冬した個体なので、翅はボロボロですが、暖かい春の日差しを浴びて元気に飛んでました。
来るべきチョウの季節に胸がワクワクでしたが・・・。後日、足の骨を・・・・・・
湖の周囲には冬の鳥(チョウ)アトリがたくさん飛んでいました。冬に逆戻り・・・・・
相模湖を周囲はまだ冬の景色です。
湖岸に沿って小道が通っています。相模湖は交通の要所で車の往来が激しいのですが、ここは静かです。
日の当たる所にオオイヌノフグリが咲いていて、そこにはテングチョウが訪れていました。
成虫のまま越冬した個体なので、翅はボロボロですが、暖かい春の日差しを浴びて元気に飛んでました。
来るべきチョウの季節に胸がワクワクでしたが・・・。後日、足の骨を・・・・・・
湖の周囲には冬の鳥(チョウ)アトリがたくさん飛んでいました。冬に逆戻り・・・・・
タグ:テングチョウ
お山の大将三度登場【ヒオドシチョウ】 [神奈川県 相模原市]
今回で石砂山の記事は最後です。
石砂山山頂からの展望です。この日は春霞みでよくはありませんが・・・
展望がよい木のてっぺんにヒオドシチョウがいました。
どうやらお気に入りの場所のようで、ここからギフチョウやミヤマセセリとのバトルに飛び立っていました。
今年のお山の大将(ヒオドシチョウ)はあまりに翅がボロボロだったので、昨年の大将に登場してもらいました。ヒオドシとは赤色の武者の鎧のことだそうです。ヒオドシチョウは名前にぴったりの武者気分です。
登山口の篠原集落を流れる川の岸辺にあるオニグルミが花を咲かせていました。
鬼といえば桃太郎。ハナモモも咲いていました。
鬼の仕事場は地獄。キランソウの別名は「地獄の釜の蓋」というそうで、煎じて飲むと咳や発熱に効くそうです。
鬼もこの不景気、失業か・・・
石砂山山頂からの展望です。この日は春霞みでよくはありませんが・・・
展望がよい木のてっぺんにヒオドシチョウがいました。
どうやらお気に入りの場所のようで、ここからギフチョウやミヤマセセリとのバトルに飛び立っていました。
今年のお山の大将(ヒオドシチョウ)はあまりに翅がボロボロだったので、昨年の大将に登場してもらいました。ヒオドシとは赤色の武者の鎧のことだそうです。ヒオドシチョウは名前にぴったりの武者気分です。
登山口の篠原集落を流れる川の岸辺にあるオニグルミが花を咲かせていました。
鬼といえば桃太郎。ハナモモも咲いていました。
鬼の仕事場は地獄。キランソウの別名は「地獄の釜の蓋」というそうで、煎じて飲むと咳や発熱に効くそうです。
鬼もこの不景気、失業か・・・
タグ:ヒオドシチョウ
逆立ちしてもイチゴが大好き【ミヤマセセリ】 [神奈川県 相模原市]
神奈川県相模原市にある石砂山での出来事です。
登山口の牧馬峠は緑のパステルカラーに染められたパッチワーク景色でした。
石砂山は雑木林が残る里山です。
林床にヒトリシズカがひっそりと咲いていました。
登山道にメスのミヤマセセリが現れました。今回の石砂山第1号のチョウです。
山頂付近では各種のキイチゴの仲間の花で吸蜜していました。
モミジイチゴの花が咲いていました。そんなところはミヤマセセリが吸蜜していました。
一旦吸蜜しだすと近くに寄っても逃げなかったので、遠慮なく姿を撮らさせていただきました。
ミヤマセセリはセセリチョウでは珍しく翅を常に広げてとまります。
逆立ちしても大丈夫です。
登山口の牧馬峠は緑のパステルカラーに染められたパッチワーク景色でした。
石砂山は雑木林が残る里山です。
林床にヒトリシズカがひっそりと咲いていました。
登山道にメスのミヤマセセリが現れました。今回の石砂山第1号のチョウです。
山頂付近では各種のキイチゴの仲間の花で吸蜜していました。
モミジイチゴの花が咲いていました。そんなところはミヤマセセリが吸蜜していました。
一旦吸蜜しだすと近くに寄っても逃げなかったので、遠慮なく姿を撮らさせていただきました。
ミヤマセセリはセセリチョウでは珍しく翅を常に広げてとまります。
逆立ちしても大丈夫です。
タグ:ミヤマセセリ
山のキイチゴに誘われて【ツマキチョウ】 [神奈川県 相模原市]
石砂山で見つけたチョウのことです。
牧馬峠の登山口近くにツクバネウツギが咲いていました。ハネツキ遊びのツクバネに花が似ているから
名前が付いたそうです。
もう一方の篠原登山口にはヤマブキの黄金色の花が咲いていました。
ヤマブキは、キイチゴの仲間とともに山頂付近にも咲いていました。
キイチゴの仲間の花にツマキチョウのメスが特徴のある翅を広げて吸蜜していました。
ツマキチョウといえば、どちらかといえば山里で見かけますが、山頂で見かけてことは始めてです。
どうも今日のよい天気に誘われて、キイチゴの花の蜜の香りが里まで匂ったかな。
昨年、相模川にいたツマキチョウのオスです。オスは特徴ある翅の先が黄色くなっています。
牧馬峠の登山口近くにツクバネウツギが咲いていました。ハネツキ遊びのツクバネに花が似ているから
名前が付いたそうです。
もう一方の篠原登山口にはヤマブキの黄金色の花が咲いていました。
ヤマブキは、キイチゴの仲間とともに山頂付近にも咲いていました。
キイチゴの仲間の花にツマキチョウのメスが特徴のある翅を広げて吸蜜していました。
ツマキチョウといえば、どちらかといえば山里で見かけますが、山頂で見かけてことは始めてです。
どうも今日のよい天気に誘われて、キイチゴの花の蜜の香りが里まで匂ったかな。
昨年、相模川にいたツマキチョウのオスです。オスは特徴ある翅の先が黄色くなっています。
タグ:ツマキチョウ
スギ花粉症と関係は【スギタニルリシジミ】 [神奈川県 相模原市]
神奈川県相模原市の石砂山の登山口、篠原の集落に降り立った時のことです。
ミツバツツジの側に小川が流れていました。山は淡い緑のパッチワークです。
その小川にスギタニルリシジミがチョロチョロと飛んでいました。
普段はなかなか翅を開いてくれないのですが、この日は翅を広げて日光浴していました。
スギタニルリシジミが飛んでいた小川沿いの道にはスミレが咲いていました。
図鑑で調べたところ、マルバスミレと思われます。
同じくアカネスミレと思われますが、もしかしたら園芸種かも・・・・
さらに、おなじみのタチツボスミレと思われます。
アケビの花も見つかりました。スギタニルリシジミのスギタニは人名で、特に杉林と関係ありませんが、
スギタニルリシジミの出現はスギ花粉症と同じく春の出来事のひとつです。
ミツバツツジの側に小川が流れていました。山は淡い緑のパッチワークです。
その小川にスギタニルリシジミがチョロチョロと飛んでいました。
普段はなかなか翅を開いてくれないのですが、この日は翅を広げて日光浴していました。
スギタニルリシジミが飛んでいた小川沿いの道にはスミレが咲いていました。
図鑑で調べたところ、マルバスミレと思われます。
同じくアカネスミレと思われますが、もしかしたら園芸種かも・・・・
さらに、おなじみのタチツボスミレと思われます。
アケビの花も見つかりました。スギタニルリシジミのスギタニは人名で、特に杉林と関係ありませんが、
スギタニルリシジミの出現はスギ花粉症と同じく春の出来事のひとつです。
タグ:スギタニルリシジミ
山は大好きなツツジまつりです。【コツバメ】 [神奈川県 相模原市]
神奈川県相模原市にある石砂山に行きました。
牧馬峠からの登山道の途中、雑木林の新緑に囲まれてヤマツツジの群落がありました。
緑の中の濃いオレンジ色は夏を感じさせますが・・・緑はまだ浅いミドリです。
このなかに小さいチョウがいます。
ヤマツツジの花に黒いチョウが飛び交っていました。コツバメです。
花が遠かったので、たいへんだったのですが・・・・
コツバメがヤマツツジの花に産卵していました。コツバメはツツジの仲間に産卵します。
そして、春にしかお目にかかれないチョウです。
相模原市の篠原(しにばら)集落にある石砂山の下山口には満開のミツバツツジが咲き誇っていました。
ミツバツツジにもチョウが来ていましたが、逃げられました。
ミツバツツジは丹沢が誇る名花です。
牧馬峠からの登山道の途中、雑木林の新緑に囲まれてヤマツツジの群落がありました。
緑の中の濃いオレンジ色は夏を感じさせますが・・・緑はまだ浅いミドリです。
このなかに小さいチョウがいます。
ヤマツツジの花に黒いチョウが飛び交っていました。コツバメです。
花が遠かったので、たいへんだったのですが・・・・
コツバメがヤマツツジの花に産卵していました。コツバメはツツジの仲間に産卵します。
そして、春にしかお目にかかれないチョウです。
相模原市の篠原(しにばら)集落にある石砂山の下山口には満開のミツバツツジが咲き誇っていました。
ミツバツツジにもチョウが来ていましたが、逃げられました。
ミツバツツジは丹沢が誇る名花です。
タグ:コツバメ
やっぱり春は女神から始まります。【ギフチョウ】 [神奈川県 相模原市]
足の骨を折ってしまった。それで全然外出できませんでした。
やっぱり春は女神から始まります。
このチョウに逢わなければ今シーズンの始まりになりません。
そんなことで、やっとくっついた足の骨を引きずりながら逢いに行ってきました。
神奈川県相模原市にある石砂山(イシザレヤマ)は貴重なギフチョウの産地です。
ギフチョウの出現は一般的にサクラの開花と同じと言われています。
石砂山に咲くサクラはもう散り際。春の女神ギフチョウがいるか心配です。
そんなとき、牧馬(マキメ)峠からの登山道にヒラヒラとメスのギフチョウが舞い降りました。
すこし翅は痛んでいますが、何とか春の女神にお逢いすることができました。
胸突き八丁の急坂を登り切ったところは、春の女神ギフチョウが乱舞していました。
みんな翅が痛んでおり、今シーズンの最後にやっと間に合ったって気分。
山頂は散った桜の花びらがまるでじゅうたんのように敷いてあり、その上にギフチョウがとまっていました。
山頂の桜も行く春を惜しんでいました。散り桜とともにギフチョウのシーズンが終わり・・・・
石砂山のギフチョウは、カントウカンアオイに産卵します。
短い幼虫の期間は、この葉を食べ、やがて来年の桜の開花まで長い期間を蛹で過ごします。
近くにはフデリンドウの青い花。
新緑の雑木林は日ごとに緑を濃くしていきます。
やっぱり春は女神から始まります。
このチョウに逢わなければ今シーズンの始まりになりません。
そんなことで、やっとくっついた足の骨を引きずりながら逢いに行ってきました。
神奈川県相模原市にある石砂山(イシザレヤマ)は貴重なギフチョウの産地です。
ギフチョウの出現は一般的にサクラの開花と同じと言われています。
石砂山に咲くサクラはもう散り際。春の女神ギフチョウがいるか心配です。
そんなとき、牧馬(マキメ)峠からの登山道にヒラヒラとメスのギフチョウが舞い降りました。
すこし翅は痛んでいますが、何とか春の女神にお逢いすることができました。
胸突き八丁の急坂を登り切ったところは、春の女神ギフチョウが乱舞していました。
みんな翅が痛んでおり、今シーズンの最後にやっと間に合ったって気分。
山頂は散った桜の花びらがまるでじゅうたんのように敷いてあり、その上にギフチョウがとまっていました。
山頂の桜も行く春を惜しんでいました。散り桜とともにギフチョウのシーズンが終わり・・・・
石砂山のギフチョウは、カントウカンアオイに産卵します。
短い幼虫の期間は、この葉を食べ、やがて来年の桜の開花まで長い期間を蛹で過ごします。
近くにはフデリンドウの青い花。
新緑の雑木林は日ごとに緑を濃くしていきます。
タグ:ギフチョウ
お山の大将!再び【ヒオドシチョウ】 [神奈川県 相模原市]
ギフチョウが飛ぶ相模原市にある石砂山頂には赤い翅が目印のヒオドシチョウも飛んでいます。
石砂山頂からは南側の景色がよく見えます。山頂の指標にはヒオドシチョウがテンパっていました。
ヒオドシチョウはお山の大将よろしく、見張っています。「ここのシマは譲れんけんね。」
山から下りた帰り道、相模湖はサクラが満開でした。
山から下りたところにベニシダレザクラも咲いていました。
前回のヒオドシチョウ(お山の大将編)の記事
http://blog.so-net.ne.jp/asagi-iro/2007-04-17-1
石砂山頂からは南側の景色がよく見えます。山頂の指標にはヒオドシチョウがテンパっていました。
ヒオドシチョウはお山の大将よろしく、見張っています。「ここのシマは譲れんけんね。」
山から下りた帰り道、相模湖はサクラが満開でした。
山から下りたところにベニシダレザクラも咲いていました。
前回のヒオドシチョウ(お山の大将編)の記事
http://blog.so-net.ne.jp/asagi-iro/2007-04-17-1
タグ:ヒオドシチョウ