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恋する京都の女(葵祭編)【ギフチョウ、ナミアゲハ、ウスバアゲハ、キタテハ、イチモンジチョウ、スジグロシロチョウ】 [京都府]

五月晴れの空の下、京都三大祭の一つ葵祭を見てきました。華麗な平安絵巻の世界を目の当たりにしましたが、ひねくれ者のチョウ好きおじさんはアオイという言葉に、ビビビと感じてしまいました。

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葵祭のシンボルは、かつて京都にたくさんあったフタバアオイです。しかし今では珍しい植物となってしまったようです。フタバアオイを身に飾ることによって神様に会える、フタバアオイはご縁を結ぶ植物だそうです。

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葵以外に葉の形が似ている桂の葉も使われるようです。この二つの葉の飾りを葵桂というそうです。葵祭に参加される方の冠や衣装、神様へのお供え物などにこの葵桂が飾られていました

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葵祭「路頭の儀」が出発です。先頭は先日、上賀茂神社で行われた「賀茂競馬(かもくらべうま)」の騎手(乗尻)と馬たちです。葵祭の神事には馬が大活躍します。衣装も格好いい。

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都の武人職の一つ馬寮使は鷹羽の矢を背負っており、勇ましい。

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葵祭は天皇が勅使を派遣し、下鴨神社、上賀茂神社の神様にお供えすることからはじまったようです。源氏物語では光源氏が勅使となり、それを見たいがために恋のバトルが起きたようです。それほど葵祭は古い歴史を誇るようです。

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天皇から派遣された勅使は行列に参加しませんので、勅使の代わりの方が行列に参加します。勅使代の乗る馬は銀面の飾りが目印です。この銀面のせいか馬がなかなか言うことを聞いてくれないようでした。

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風流傘です。四人が交代で持つようです。

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葵祭の花、斎王代を中心とした女人列が見えてきました。

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斎王代が乗る腰輿はたくさんの葵桂で飾られていました。

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斎王代の髪も双葉葵で飾られていました。

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アオイと言えば、かつて京都にはギフチョウの産地がたくさんあったそうですが、いまではほとんどの産地で絶滅してしまったようです。ちなみに京都のギフチョウの幼虫の食草はフタバアオイではなくて、別種のミヤコアオイのようです。

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いにしえの京都にはギフチョウを始め、たくさんのチョウが飛びかっていたようです。采女という、いにしえの宮中で働いていた女性の衣装にもたくさんのチョウが飛び交っていました。

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写真で確認しましたが、衣装には五種類のチョウが描かれていました。本物のチョウとは形や模様が微妙に違いますが…

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ギフチョウは間違いなく衣装の中で飛んでいます。

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ナミアゲハもまたしかり。

16さて揚羽蝶の次は.jpg

さて、ギフチョウとナミアゲハの次に飛んでいるチョウは…

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本命は、絹のような翅をもつウスバアゲハ

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対抗はキタテハか。

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翅に一筋模様があるのはたぶんイチモンジチョウでしょうけど、もしかしてサカハチチョウ、あるいはルリタテハ…

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采女の衣装は、チョウの模様以外にもおめでたい青海波や松の模様があり、また情熱の赤いバラのようなツバキの花が胸元からのぞき、他の女人列の衣装とだいぶ違います。またもや京都の女(ヒト)に恋してしまいました。

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葵祭は、2台のきらびやかな御車が四頭の牛(交代で)に引かれて、行列の華になっていました。これらの牛車は本物で毎回、宮内庁から借りるそうです。牛車の車輪の軋しむ音は意外と大きく、その本物の音にちょっと感激しました。

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衣装にはモンシロチョウみたいなチョウがいるようですが、モンシロチョウのよい写真が見当たりませんでした。そこでモンシロチョウの代わりにシロチョウの仲間の代表、スジグロシロチョウです。ちなみに吸蜜しているサクラは京都御所に咲いている「御所御車返し」という品種です。そのサクラがあまりに綺麗に咲いていたので、時の天皇がサクラ見たさに牛車を引き帰らせたことから「御所御車返し」と名前が付いたそうです。

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上賀茂神社の女性神職さんの衣装は向蝶の模様でした。次回はこの向蝶でブログを・・(いつのことになるやら)
(写真のチョウはすべて京都産ではございませんのであしからず。)
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名残りの桜に蝶の次は、(京都世界遺産編)【ナミアゲハ、ヒオドシチョウ、ムラサキシジミ】 [京都府]

前回、世界遺産の地でチョウを探す、と言っておきながら「世界遺産じゃねーじゃん。」と反撃される前に、4月、京都の世界遺産に行ったときの話しです。

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4月中旬、京都にある仁和寺に行ってきました。南禅寺三門と並ぶでっかさ「重文、仁和寺仁王門」です。

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今年の桜の開花は早めだったようで、多くの花が満開又は散り始めでした。八重桜の一品種「普賢象」は満開でした。

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緑色の花びらが特徴の「御衣黄」も満開でした。

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仁和寺は京都の世界文化遺産です。

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仁和寺は桜の寺としても有名です。お寺さんの売店のポスターがかわいかったので…。お多福のお守りはお土産にゲットしました。

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仁和寺の桜は「御室桜」と言われ、背が低くくて(花が低くて)遅咲きが特徴のようです。桜の品種は「御室有明」というそうです。残念ながら桜の花の見ごろは少し過ぎていました。

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それでも散り際の桜の花にナミアゲハが訪れていました。

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御室桜は何品種かあるようですが、たぶん「御車返し」という品種だったと思います。豪華な花です。

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仁和寺に来たら、御室桜とともに、ぜひ御殿と庭園の見学を忘れずに。北園は名庭師、小川治兵衛がかかわったようですが、さすが!です。

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庭園のある御殿の建物は明治以降に建てられたもののようですが、もっと古くからあったような格式が感じられます。しかし他の京都にある旧門跡寺院のような格式張った雰囲気が感じられませんでした。仁和寺は「野々村仁清」「尾形光琳、乾山兄弟」など自由な琳派芸術を生んだお寺さんとのことです。

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仁和寺は立派な重文、五重塔がランドマークです。

13仁和寺九所神明本殿と織部灯籠.jpg

広い仁和寺境内は下鴨神社、伏見稲荷神社など地元の神様たちが祭られていました。石灯籠は、古田織部所縁のキリシタン灯籠と言われているそうです。

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国宝の仁和寺金堂は、元は京都御所の宮殿建物だったそうです。

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金堂の屋根には亀に乗った仙人がいらっしゃいました。長生きの黄安仙人が建物を守っています。

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名残りの御室桜に別れを告げて、

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そして、弘法大師ゆかりのカリンの花もさようならを告げ、

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御室成就山八十八カ所御山めぐりに行ってきました。

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お山巡り一番札所の近くに咲いていたドウダンツツジの花で、ヒオドシチョウが吸蜜していました。

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それでは御室成就山八十八カ所めぐりに行きましょう。先ずは一番札所にお参りです。

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弘法大師とご一緒です。

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最初のうちは杉林の中を登ります。途中、石の仏様が立っています。

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ミツバツツジは花盛りを過ぎていましたが、たくさん咲いていました、

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ミツバツツジの花でチョウを探しましたが、残念ながらいませんでした。

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成就山の山頂に到着です。

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山頂からは京都の街並がよく見えました。

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八十八カ所めぐりの途中、不動明王の札所と不動明王をお祭りした禊ぎの滝がありました。

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ヒオドシチョウが枯れ枝の上で日向ぼっこをしてました。

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ムラサキシジミも枯れ枝の上で日向ぼっこをしていました。

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最後、八十八番札所に到着。全ての札所をお参りしてきました。

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結願のお印もいただきました。

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帰りの嵐電での出来事。地元、江ノ電との交流電車が走っていました。次は、地元、江ノ電に乗らないといけませんね。次は…
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おしゃれな街角で【アオスジアゲハ】 [神奈川県 横浜市]

今年から趣向を変え、撮影した場所が分かるようにしようと思っています。
先ずは、地元、横浜市のJR石川町駅から「港の見える丘公園」でおしゃれなチョウ探しです。
もしかしたらCM、ドラマ、ニュースキャスターと大活躍のフェリス女学院大出身の女優さんがさっきまでそこにいたかもしれませんよ。

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向かった先は、JR石川町駅から見えるイタリア山の西洋館「ブラフ18番館」

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シャリンバイの花にいました。アオスジアゲハ、みーつけた。

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それでは、アオスジアゲハとご一緒に横浜山手西洋館巡りに出発しましょう。

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ときどき、小さな春型ナミアゲハが一緒に飛んでくるかもしれません。

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イタリア山庭園は、たくさんのお花が咲いていましたが、残念ながら(いつものことですが)なんら成果はございませんでした。

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西洋館「外交官の家」の窓からは「みなとみらい」の街並が一望できます。

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場所を元町公園の園内にある西洋館「エリスマン邸」に移動してチョウ探し。ここでも成果はございませんでした。

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エリスマン邸の窓からの景色は初夏を思わせます。木漏れ日が風で揺れていました。

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西洋館「山手111番館」は素通りして・・

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「港の見える丘公園」に到着しました。公園の噴水はチューリップの花で飾られていました。

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西洋館「横浜市イギリス館」の中に入ってみました。

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室内はたいへんおしゃれで綺麗でした。

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近くの庭園ではモンシロチョウが吸蜜していました。

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横浜ベイブリッジ。海は強風のため白波が立っていました。

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旧フランス領事館跡のお花にもアオスジアゲハが飛んでいました。

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アオスジアゲハと次はどこへ行きましょう。次は……
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恋する朝夷奈切通【アオスジアゲハ】 [神奈川県 鎌倉市]

昨年、またもや、すってん転んで足をケガしてしまい、それ以来自重していました。でも、我慢できない。
そんなことでチョウ探しをしてきました。
今シーズンは、「世界遺産の地でチョウ探し」をテーマにしようと思っています。
犬も一緒にすってん転ばないようにしないと・・・
出かけた先は、神奈川県の世界遺産候補地、鎌倉市と横浜市を繋ぐ、朝夷奈切通です。

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朝夷奈(アサイナ又はアサヒナ)切通の入口です。地元では、この道(街道)を金沢街道と呼び、地名は朝比奈(アサヒナ)と呼んでいます。

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鎌倉からの道は小さな川沿いを登って行きます。最上流部を過ぎると峠はすぐです。

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峠は仏様の浮彫りが施されていました。

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鎌倉は源氏の地ですから、血で血を洗う出来事ばかりです。頼朝の眼の上たんこぶ、千葉の豪族を暗殺し、この清水で、太刀を洗ったことから太刀洗水といわれています。物騒な言い伝えですが、とても街中の湧水とは思えない綺麗な水です。

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太刀洗川の渓流にはアサヒナカワトンボがたくさん飛んでいました。朝比奈のアサヒナカワトンボです。

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恋するアサヒナカワトンボはハートの形で愛し合います。
こんなの見せられると、やっぱ、自重なんてしてられねーよー。

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アサヒナカワトンボ以外に春に見られるサナエトンボの仲間も飛んでいました。

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サナエトンボの仲間は見分けが難しいので・・・種類まではご勘弁を。

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チョウもたくさん飛んでいました。アオスジアゲハが切通で吸水していました。

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太刀洗川の川沿いに咲くハルジオンにはたくさんのアオスジアゲハが吸蜜に訪れていました。
でもジットなんかしていません。常に追いかけ合いです。

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さー、追いかけ合いの始まりです。

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そんなことで、ひっそりとこのブログも飛び立ちました。
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私の巡礼の年(外海編)(長崎キリシタン世界遺産)【カラスアゲハ、アオスジアゲハ、ルリシジミ、クロマダラソテツシジミ】 [長崎県]

長崎の海岸に生息するチョウの一種クロ●バメ●ジミ(クロと呼びます。)を探す旅の話しです。

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長崎市にある大浦天主堂。西洋建築物では数少ない日本の国宝で、来年はたぶん世界遺産です。今回は長崎市でクロを探す旅をしました。

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大浦天主堂は長崎の地で殉教した日本二十六聖人のために建てられたそうです。殉教した丘には二十六聖人の殉教の碑が建っていました。

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平和を願って「平和祈念像」にも行ってきました。

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長崎駅からバスに乗って外海(そとめ)の海岸に行き、クロを探す旅をしました。旧の外海町は長崎市と合併しましたので、今は貴重なマンホールの蓋です。

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外海にある「長崎市外海子ども博物館」に外海地域にいるチョウが紹介されていました。その中にクロがいました。

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一部の海岸にはクロの食草がまばらに生えていました。クロに逢いたい。

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外海の海岸の向こうに角力灘が広がり、九州最後の炭坑跡が見学できる「池島」が浮かんでいました。(レンズの汚れが写ってしまいました。ご容赦願います。以下同様)

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大野教会堂に到着しました。小さな教会ですが、個性的な姿は国の重要文化財で、世界遺産候補です。
角力灘の海を背景に聖母像が建っていました。

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大野教会堂の庭に咲いていたヒガンバナにカラスアゲハが吸蜜に訪れていました。

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カラスアゲハはヒガンバナがお好きなようです。

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次に大野教会堂の南にある出津(しつ)に行きました。出津にある歴史の道を出津教会堂に向かって進みました。

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出津の歴史の道の石垣でヤマトシジミが産卵していました。

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クロと名前も姿も紛らわしいクロマダラソテツシジミがいました。もともとは南洋のチョウですが、ここまで生息域を広げているようです。

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名残りのタカサゴユリが咲いていました。

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出津教会堂の若々しい聖母様。出津教会堂とその関連施設も世界遺産の候補です。

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外海の海岸でクロ探しをしました。

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磯に降りましたが、急に日が陰ってしまいチョウはいませんでした。

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違う場所の磯でもクロはいません。今回もクロに巡り逢うことはかないませんでした。

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磯ではアオスジアゲハが吸蜜していました。

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ルリシジミもいました。シジミチョウの仲間はなんでもクロに見えてしまいます。

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外海にある黒崎永田湿地自然公園でチョウ探し。止まらないキチョウの仲間がいましたが、写真はバスの乗車時間が迫っており、時間切れのためパスしました。

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海岸沿いの所々には海を渡るチョウが飛んでいました。

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遠藤周作の文学碑「沈黙の碑」が建てられていました。

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遠藤周作文学館が見晴らしのいい丘に立っていました。「狐狸庵先生。お懐かしい。」

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黒崎教会は赤れんがで建てられていました。聖母様が出迎えてくれます。

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長崎の街に戻りました。夕暮れの出島に繰り出しました。

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夜。長崎の中華街は中秋節を迎えていました。空は満月ではないけど、大きな月が浮かんでいました。

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満月に模した黄色いランタンが通りに灯り、とてもきれいでした。

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盛りだくさんの中秋の名月のお供え物。

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月の女神アルテミスの化身オオミズアオ。月はいったん死でまた満ちる。
いつまでクロを探す巡礼の旅が続くのだろう。

※「大浦天主堂」長崎市、「外海の大野集落」長崎市及び「外海の出津集落」長崎市は2018年7月1日「長崎、天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成遺産として世界文化遺産に登録されました。※
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私の巡礼の年(佐世保・黒島編)(長崎キリシタン世界遺産)【カラスアゲハ、コミスジ、アカタテハ、ナミアゲハほか】 [長崎県]

9月の連休は昨年に引き続き、長崎でクロを探す巡礼の旅をしてきました。

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このクロツバメシジミ(以下、クロ)は長野県産ですが、クロには山に生息するもの以外に海に生息するものもいるとのこと。海に生きるクロを探して前回は長崎県の北部を巡礼しましたが、今回は佐世保辺りをぶらぶら節(長崎ですから)してきました。

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弓張岳に到着。ここは迷蝶が出没するらしいのですが、残念ながらいませんでした。

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九十九島がよく見える展望台もチョウの影はありませんでした。

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お腹がすいたので、佐世保バーガーでランチしました。

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せっかくきたので、九十九島を巡る遊覧船に乗りました。

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環境省の九十九島ビジターセンターに展示されているマップです。九十九島は西海国立公園に指定されています。

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九十九島の一つ、横島は別名ライオン島と呼ばれているそうです。

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狭い島と島の間をスリル満点に巡りますので、とても楽しい船旅です。

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九十九島の多様な景観。

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豊かな里海の景色です。豊漁を願い恵比寿様がまつられていました。

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昆虫おじさんは九十九島で虫探し。

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絶滅が心配されている海に生息するウミアメンボの一種、シオアメンボです。

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水族館、海きららに入りました。水族館好きおじさんでもあります。

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九十九島の海にはカブトガニが棲息しているそうです。

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海きららの売りの一つ、クラゲがきれいに展示されていました。

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クラゲの発光物質でノーベル化学賞を受賞した下村教授は佐世保出身だそうです。

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九十九島の海岸には、海外ではセーラーといわれているコミスジがスイスイと飛んでいました。

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クサギの花にはカラスアゲハが吸蜜に訪れていました。

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夕暮れ近く、アオスジアゲハが上空を舞っていました。

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夕日がきれいな九十九島ですが、明日からのチョウ探しの巡礼に備えるため、今日の日はさようなら。

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佐世保の夜。駅近くの教会がライトアップされていました。

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別の日、佐世保港の北にある相浦港から「フェリーくろしま」に乗って、九十九島最大の島、黒島に行ってきました。

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九十九島の多様な島の一つ。

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黒島天主堂に到着。管理人さんに断って素晴らしい天主堂を見学させていただきました。

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黒島天主堂は国の重要文化財で「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」で、たぶん来年は世界遺産です。

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天主堂近くにキバナコスモスや百日草のお花畑がありました。キバナコスモスでチャバネセセリが吸蜜していました。

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別角度からパチリ。

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アサガオの花でもイチモンジセセリが吸蜜していました。

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アカタテハは百日草で吸蜜。

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ナミアゲハも吸蜜。

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クロアゲハも吸蜜。お目当てのクロは、クロアゲハのことではありません。

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黒島からのフェリー最終便に乗り込みました。残念ながら黒島を含め佐世保周辺でクロを発見できませんでした。まだまだ巡礼の旅は続きそうです。
さて次はどこに行こう。

※「黒島の集落」は、2018年7月1日「長崎、天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成遺産として世界文化遺産に登録されました。※
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感激の土手【サカハチチョウ、イチモンジチョウ、コミスジ】 [愛知県]

朝一番の新幹線のぞみに乗ってやってきました名古屋。
名古屋といえば、手羽先、味噌カツ、ひつまぶし。さて、どれから食べましょう。

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アメンボがデザインされたマンホールの蓋は名古屋のしるし。スイスイと行きましょう。

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ってことで、会合前に熱田神宮にお参りしました。

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朝の清々しい中、たくさんの蚊に刺されました。おみくじは××日頃の行ないをくいあらためなさい。

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参道の脇にあった大きなクスノキ。

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開かずの門(不開門)の清雪門は、朝の木漏れ日に溢れていました。

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南神池の岸にはサルスベリの花が咲いていました。蚊はおじさんのニオイが好きなようで、腕は数カ所、蚊に刺されたため痒い痒い。

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チョウはすべて8月に東京の高尾山で撮影したものです。サカハチチョウもおじさんの汗が好きなようで、いつまでもまとわりついていました。そこをパチリ。

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サカハチチョウといつまでも遊んで入られません。次ぎに行きましょう。

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名古屋駅で「味噌煮込みうどん」を食べてたら、モーさんの「お下げ髪の少女」に会いたくなり、急遽、名古屋の中心部に移動しました。今夏の展示は神奈川県立美術館のとっておき松本さんの「自画像」も展示されていました。

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名古屋市美術館は黒川紀章さんの設計のモダンな建物でした。モーさん、松本サン、コン二チワ。

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名古屋市科学館はもっとモダンな建物でした。球状の建物が光り輝いていました。

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イチモンジチョウも丸い光に包まれていました。

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サカハチチョウはおじさんの汗を吸いたくて、石の上ですきを窺っていました。

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夕方、名古屋の大通りで夏祭りが始まりました。パレードの先頭は愛知県警のカラーガード隊とブラスバンドです。

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昨年もお会いした「だがやくん」だがや。またお会いしましたね。

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コミスジにも会いました。

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コミスジはサカハチチョウのように人なつこい訳ではないのですが、近くに飛んで来て、水を吸っていました。

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鎌倉幕府を開いた頼朝さんも信長さんや秀吉さんと同じように愛知県生まれだったのですね。

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日が沈む頃、旧東海道の宿場港に到着しました。旧東海道はここから海路を進みます。

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夕日を背に、ここの近くにあるひつまぶしのお店に行きましたが、長蛇の列でした。諦めてうどん屋で名古屋めしの一つドテを食べました。美味しいドテを食い、改めて感激してしまいました。
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殿様の景色【ベニシジミ、チャバネセセリ、イチモンジセセリ、キマダラセセリ、ツバメシジミ】 [愛知県]

会合があって名古屋に行きました。翌日、愛知県でチョウ探しでもしようと思いましたが、日頃の疲れが・・。という訳でごく普通に観光地めぐりをしました。

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愛知県内にある世界第一位のグローバル企業に勤める甥っ子曰く。「愛知県人は車ばっかで電車に乗らないから、鉄道は赤字なんだ。」それなら少しだけ赤字解消に貢献しましょうと、名鉄に乗って犬山城に行ってきました。

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木曽川にかかる橋の上からの犬山城が見えてきました。遠くからの見栄えが素晴らしい城です。

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大平の世、尾張のお殿様は視察の際、木曽川を挟んで犬山城を眺めながら、お菓子を食べ、お茶を飲みながら「良き城だのう。」と楽しんだそうです。その美しさから別名「白帝城」というそうです。

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お殿様が見た同じ景色を楽しむことができる公園の一角に花壇がありました。その花壇のお花にはチャバネセセリが吸蜜に訪れていました。

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キマダラセセリも訪れていました。

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イチモンジセセリはたくさん訪れていました。

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ベニシジミも黄色い百日草の花で吸蜜していました。

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ベニシジミが白いニチニチソウの花で吸蜜していました。

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ツバメシジミが木曽川の河原で咲いていたミソハギの花で吸蜜していました。

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ミソハギにはベニシジミも吸蜜に訪れていました。ミソハギ・・・お昼は流行りの名古屋めし「ミソ煮込みうどん」が食べたくなりました。

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犬山城は木曽川を背景に「後堅固の城」で万全の防御を誇ったようですが、織田信長に落とされ、豊臣秀吉軍に落とされ、徳川家康軍に攻略された、まさに戦国の国取り物語を絵に描いたような城のようです。

12赤い橋.jpg

それでは天守に行きましょう。赤い橋が入口です。

13天守への道.jpg

戦国時代に建てられた古い城なので、石垣は荒々しい野面積みだそうです。

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唐破風の屋根と華頭窓の装飾が付いた望楼が美しい国宝の犬山城の天守です。

15本丸と大手門.jpg

望楼から本丸を眺めました。犬山市の町並みと遠くに小牧山城が眺められるそうです。屋根の隅には桃と亀がデザインされた魔除けの瓦があるそうです。

16天守から木曽川ライン大橋.jpg

木曽川から天守の望楼まで標高差100m。木曽川にかかるライン大橋です。

17犬山城模型.jpg

「城とまちのミュージアム」には犬山城と江戸時代の町並みが模型で再現されていました。

18城下町から天守.jpg

城下町の町家で一休み。江戸時代の面影を残す城下町からも犬山城天守がよく見えました。

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犬山城から離れて、名鉄ホテルの一角にある有楽苑に行ってきました。残暑が厳しいかったのですが、竹林をゆらす風は涼やかでした。

20茶室へようこそ.jpg

茶室元庵の中門からの眺め。

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茶室弘庵のつくばいは水琴窟となっていて、水を流すととてもいい音色がします。

22如庵入口.jpg

有楽苑の萱門です。この先に国宝の如庵があります。

23国宝如庵.jpg

国宝の如庵です。続きの旧正伝院書院の縁側でお茶をいただきました。

24冷たい抹茶.jpg

この時期は特別に冷たいお抹茶とお菓子をいただけます。実感、これで生き返りました。

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茶室元庵の眺め。旅はこの先も続きます。
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北海道ガーデン街道を行く(十勝ヒルズ編)【エゾスジグロシロチョウ、ヒメウラナミジャノメ、ジャノメチョウ、オオヒカゲ】 [北海道]

北海道のチョウ探し旅の3日目。この日も雨模様なので、チョウの撮影は無理とあきらめ、話題の北海道ガーデン街道の施設に行ってきました。

01十勝ヒルズ.jpg

十勝ヒルズに到着です。十勝ヒルズの入口にある管理棟では、農場で収穫された作物やお土産品を売っていました。特に色とりどりのトマトに驚きました。

02園内.jpg

雨模様であまりパッとしなかったのですが、この洒落た建物、実はWCです。

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園内に咲いていた花々です。北海道にいることを感じるルピナスの花がきれいです。

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スプリングデージーの白い花にエゾスジグロチョウが吸蜜していました。

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シソ科のハーブの花にエゾスジグロチョウが吸蜜していました。

06エゾスジグロ吸蜜ハコベ.jpg

ハコベの仲間の花にも蜜を求めて飛んでいました。雨でも陽気が暖かかったので、チョウが飛んでいたようでラッキー!

07エゾスジグロ吸蜜ノコギリソウ.jpg

ノコギリソウにも来ていました。

08セイヨウノコギリソウ.jpg

セイヨウノコギリソウの花には色とりどりの品種があるようです。

09ヒメウラナミ吸蜜ヤマハハコ.jpg

花はヤマハハコと思われますが、ヒメウラナミジャノメが来ていました。

10ジャノメチョウ静止.jpg

ジャノメチョウは葉の上でポツンとしていました。

11オオヒカゲ静止.jpg

別の日に見たオオヒカゲもついでに登場。ジャノメチョウの仲間としてコン二チワ。

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十勝ヒルズの展望台にいたサトキマダラヒカゲ。ヒカゲチョウの仲間は、他のチョウと違って、それほどお花に来ません。このブログのコンセプトからヒカゲチョウの仲間をお見せする機会が少ないのですが、チョウの少ない雨の日なので堪忍。

13ジャガイモの花シャドークイーン.jpg

十勝ヒルズは農場の作物も売りの一つのようなので、綺麗なジャガイモの花が咲いていました。紫芋の仲間でシャドークイーンという品種の花だそうです。

14ジャガイモの花メークイーン.jpg

このジャガイモの花はメークイーンでいいのかな。

15ブルーベリー.jpg

作物畑にブルーベリーが実っていました。

16トンボ池.jpg

十勝ヒルズにある赤いスイレンの花が咲く池は「トンボ池」で、十勝ヒルズの売りの一つです。

17ルリイトトンボ.jpg

雨の中、北海道に数種類生息する瑠璃色のイトトンボがいました。腹部の黒い模様と眼の模様からルリイトトンボかな。

18キタイトトンボ.jpg

このトンボはキタイトトンボかな。みんな似ているので、種類の同定がたいへんです。

19シャクヤク.jpg

濡れたシャクヤクの花もそれはそれでいい雰囲気です。

20キンケイギク.jpg

キンケイギクでいいのかな。

21白いヤマボウシの花.jpg

かわいい踊り子のような白いヤマボウシの花。

22赤いヤマボウシの花.jpg

赤いヤマボウシの花は、フィールドでは見たことがありません。

23レストラン.jpg

農場で収穫された野菜を食べさせてくれるレストランは、展望が抜群だそうですが、

24十勝ヒルズの丘.jpg

雨の日はそれほどでは・・。
北海道のチョウ探しの旅。次はどこに行きましょう。次は?
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雨の幻影【コキマダラセセリ、オオチャバネセセリ、ツバメシジミ】 [北海道]

北海道は梅雨が無いといわれていますが、私の五月、六月の北海道チョウ探しの旅はいつも雨が降ります。

01登山口.jpg

カラフトから来たらしいルリシジミ(グルで検索されないように…以下「カラ●リ」)を探しに大雪山系の山に行ってきました。時期は早いし、雲で山頂が隠れており、最悪の条件の中でのチョウ探しでした。

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ヒグマ除けの鈴をたくさん付けて出発しました。登山口ではアヤメの群落を見ることができました。

03チシマフウロ.jpg

チシマフウロも群落で咲いていました。

04カラマツソウ.jpg

カラマツソウは咲き始めのようでした。

05ゴゼンタチバナ.jpg

ゴゼンタチバナは花盛りでした。

06急登の道.jpg

登山道はしばらく苔生す道を急登して行きました。

07オオセンチコガネ.jpg

大雪山系のオオセンチコガネ。とても糞コロ虫の仲間とは思えない輝きです。

08ヨウラクツツジ.jpg

ヨウラクツツジの仲間が咲いていました。このあたりから登山道は雲の中に突入したようで、全身びしょ濡れとなりました。

09タカネバラ.jpg

雨にもかかわらず、目一杯咲いているタカネバラにハエの仲間がたかっていました。

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霧雨の中、山頂に着きました。この日は風がなかったので、すこしも寒くなかったです。

11エゾイソツツジ.jpg

山頂を越えたところにある岩場に行きました、エゾイソツツジが群落で咲いていました。

12ミヤマオダマキ.jpg

大好きなミヤマオダマキ。自然の造形美に感心します。

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ウスバスミレ。まだ見たことの無い北海道独自の高山スミレの咲くところに行ってみたい、見てみたい!!

14トカチフウロ.jpg

トカチフウロなのかな。

15ハクサンチドリ.jpg

ハクサンチドリはたくさんちどり。

16コケモモ.jpg

コケモモはまだこれからのようです。こんな環境にカラ●リはいるようですが、全く気配なし。

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カラ●リとと並んで氷河時代の生き残りのナキウサギが、霧雨の中、岩場のすみかを出たり入ったり。人間は私一人なので、安心して姿を見せてくれました。遠いけど…。

18ナキウサギの影.jpg

ナキウサギの影と思ってください。証拠写真以下。

19イワヒバリ.jpg

ビンズイが笑っていました。
大雪山系の山に生きる氷河時代の生き残りは、みんな雨が幻影として、消してしまったようでした。

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そんな訳で、この山で見た虫の姿はオオセンチコガネのみ、チョウは別の日に下界でみた北海道のツバメシジミです。マメ科の植物に産卵していました。以下のチョウも同様です。チョウの観察記録のブログではないので、堪忍。

21コキマダラセセリ吸蜜クサフジ.jpg

コキマダラセセリはクサフジで吸蜜していました。

22オオチャバネセセリ吸蜜ヨイマチグサ.jpg

ヨイマチグサでオオチャバネセセリがゆらゆら揺れていました。

23コキマダラセセリ吸蜜.jpg

コキマダラセセリも花の上でユーラユラ。
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